エロティクスf vol.54

asaibomb2008-11-06

志村貴子青い花』宗教がキタ!の巻。いやいわゆる宗教なのかはまだちょっとわからんのだが。(お母さんにはとくべつの神さまがいる)とかいって24ページ中2ページ(最初と最後)文字のみで神さま云々とか言われるとヤバイ作品みたいだ。遂に井汲母の謎に迫るかー。志村作品でこういう視点は珍しいなあ。どんな展開させてくんだか楽しみだ。
本編では寧ろ大野さん大活躍で姉(織江さん)について話したり随分と拡がってるなー。しかしコマ内フキダシ外に写植で「大野→」とか「コソ…」とか面白い効果ね。回想シーンだからかな?でもその後のシーンでモギーの「ねー」てのも写植なんだよな。手描き文字のハズが編集さんとの打ち合わせ不足で間違った、なんてことじゃなきゃいいが、と素人の勘繰り失礼。その前のやっさんのセリフが脱字っぽいから気になっちゃったんだな(「名もな端役」)。こういう手法って前にも『どうにかなる日々』1話目なんかに感じた部分だけど、ひさうちみちおっぽい。それと今回は妙にトーンワークに目が向いてしまった。角度がズらしてある(45度じゃない)からかなー?雲とかいいケズリ。久々にカッターでシュッシュやりたくなる。
そ・し・て!扉2ページ前で見逃しそうになったが3巻広告に「志村貴子短編集2009年coming soon!」の文字が!キタコレ!太田出版えらい!なんとなく『ease』の2本がリードトラック(?)になりそな予感。つーか収録作品は他社で発表した漫画ばっかりになりそうだな。過去作は諦めるとして『敷居』以降の読切だけでも余裕で10作200p位ありそうだしなあ。楽しみすぎる。イラスト集も頼むよ。つって思わずアンケートハガキも描いてしまった。本誌へのご意見ご希望じゃなくないか。
空間コミックビームによると放浪息子も次号無事掲載で「●少年は悲しみの中。」ってウヒーだす。8巻読んで気になった人は今出てる11月号が続きなので12月号出る前に買っておこう!
エロfその他。古屋兎丸大特集でピンナップと対談に小畑健。バタヤン相変わらず手が早すぎ。ナイフ所持の話出てたのちょっと笑ってしまった。あと兎丸が仕事ペース速いことに関して、アシスタントにお給料払うのをモチベーションにやってるって、こういう考え方の人けっこういるみたいね。守る者がいる強さってやつか。ちょっと違うか。
新連載は中村明日美子灰原薬、ちょっとカブルな。絵も話も。端的に言うとBLっぽい。そういえばルネッサンス吉田って人にも似てる。かも。でいて河内遙『ケーキを買いに』次号で最終回かー好きなのに残念。ケーキがネタ切れなら和菓子を買えばいいじゃない。そういう問題じゃねーか。次号はオノ・ナツメ安田弘之も終わりで陽気婢がスタートかー。結構入れ替わるイメージ。っても隔月だから6回で1年だもんなあ。次もう1月だし。それにしても今日のfブログ「今日の編集部...原画です。/こう読むのか.../よつばの読書会/コミティア86」って同人大好きかよ。よつばの。読書会ちょっと興味あんだけどな。そこまでガツガツ面白い同人誌探したい!って気が強いわけでもないんだが。