コミックマーケット86一日目

5:15宇都宮発、5:35小金井着。一旦改札出て休日おでかけパス購入。5:37発は諦めて入ったトイレで発車アナウンス聞こえたけどタイミング良ければ乗れたかもな、と思いつつ5:41発を見越して悠々うんこしてたら逃した!焦った。次あまり空かず助かった。5:51発、7:09赤羽着。7:18発、7:59国際展示場着(だったかな?)。ちょっと遅くなって待ち合わせ申し訳ないことになってしまった。
10時開場、近所数カ所だけ買い物。違うジャンルも含め気になるサークルさんいくつか手に出来て満足。そういや近くで開場前から結構な人だかりから列できちゃってるサークルあってすげーなと思ってたのが青春鉄道の人だった。今回のコミケットプレスで申込書の注目作家アンケート結果発表されるってことで最近どんな人が人気あんだか全然わかんねーなーと思っててフタ開けたらココの人が一位で人気あるのは知ってたけどそこまでだったのか!と驚いた所だったので目前で見せつけられて納得したのだった。
10分程で戻り後はスペースにて。見て下さった方に感謝。コミケ合わせの新刊3種ともコピー本というのは初か。それに加えてシャキイズム本もあったが全体的にノンビリ。近辺サークルのペースも割と落ち着いた感じなのかな。アイドル人気としてはももくろとか乃木坂とかもうちょっと盛り上がってよさそうな気もするけど本体と同人が比例しないのはジャンル関係なくあることだしな。つか冬コミどうすっか悩むなーうーん。
環境的にはそれなりに暑かったけど場所がよかったのか風も通り過ごしやすかった。帰り用に替えのTシャツ用意してったんだけど要らなかったなあ。持参した水も500mlペットボトル一本で充分だった。そういえばトイレ近くてラッキーと思ってたら一日目は男子トイレが女子トイレに変更しかも二カ所とも!という処置で西2ホール内に男子トイレ無し!という恐ろしい状態になっていた。でも家と駅と電車内の便所と三回もうんこ出てたから事なきを得たのだった。
ゆっくり話したりも出来てよかった。社会人になってから学校通い直してるような話なんかも聞いて感服したり。もちろん学校じゃなくても学びの機会はあるわけだし。一生勉強。自分なんか好きなこと(絵を描くとか)ですら新しいソフト覚えようともしなかったりダメだなーゴミだなーと思うばかりで…(つまらないくだらない目覚めた頭が否と叫ぶ)。
閑話休題。おかげさまで閉場まで楽しく過ごせました。ありがたや。また、冬に。
帰りは池袋寄った。志村先生の『兄の友人』やっと買えたよかった。いい話だった。あとマジすか本で持ってないの見付けて購入。まだあったのかよ!2011年夏発行。いっぱい出てたんだなあ。あとはまんだらけオザケンコーナー出来てて(前からあったかなー?)すげえ充実しててクラクラしてしまった。誰か一遍に手放した人でもいるんかな。ちょっと手を出しそうになったがキリねー!つってやめといた。
電車なかなか座れないのはちょときつかった。あとバス今まで200円だった区間が210円に値上げしてて慌てて250円払ってしまった。消費税のせいだ!21時頃には無事帰宅。おつかれさまでした。

乃木坂46inJapanExpo

のぎ天#06で見たJapanExpoでの乃木坂46登場オープニング映像がかっこよかった。
https://www.youtube.com/watch?v=MDAx0jHpam4&feature=youtu.be
メッセージも素晴らしい。くちはばったいようだがこれくらい自信をもって送り出す姿勢は頼もしい。overtureに乗せて各メンバーのニックネーム紹介するのも気が利いてる。

奥ゆかしい。可憐ではかない。謙虚。
かつて、女性をそのように表現した国がありました。
ご存知、日本です。
ただ、その表現は残念ながら現代の日本では
余り見られなくなりました。
段々と伝統的な女性像は崩れはじめ
もはや、伝説の一部と言っても良いかもしれません。
ところが
2012年にデビューしたある女性グループは
奇跡的に全員がその素養を持っていました。
古くて新しい日本人らしい女性のけなげさ
控え目な一瞬の輝き、美しくもはかない姿
その彼女たちの内面と容姿は、日本では大きく評判を呼び
「今、日本で最も美しく、そして先鋭的な少女たちである」と
日本中で認識されています。
彼女たちは、たった2年で300万枚以上のCDをセールスし
大規模なライブも成功させました。
現代の日本で最も成功し
シンデレラストーリーを歩もうとしている
彼女たちの名前は
乃木坂46
会場の皆様には
是非とも、今日のこの日を忘れないで欲しいと願っています。
近い将来、「乃木坂46の初めての海外ライブを私は観た!」
そう自慢できる日がやってくることをお約束します。
紳士・淑女の皆様、お待たせ致しました。
今日のこの会場の中で日本から来た最高の輸出品をご紹介致します

三島由紀夫『沈める滝』

『しかし集中ということは、夢中になるということじゃない。問題は持続だ……』

握ろうとしても指のあいだからこぼれ落ちてしまった粉雪が、いつかしらしっとりと潤み、握った指の形を印し、掌の中に堅固な玉になって据っているのを見るのは、子供らしい喜びである。永らく拒んでいたもののこの最初の和解。

洋品店を出ると、今度は映画へ行った。暗くなる。映画がはじまる。女は昇の耳に口を寄せて、私の手を握ってもいいと言った。昇は思うのだが、こうして顕子は、むかしの冷たい気まぐれな不本意な女とちがって、熱心で、一本ちゃんと筋のとおった女になり、持ち前の氷のような媚態も技巧も忘れてしまった。一度沙漠からのがれたからは、そのむこうにもまた沙漠のあることを知らない、処女よりも無垢な女なのである。