アニメ放浪息子第1話
#1 おんなのこって なんでできてる? 〜Roses are red, violets are blue〜
サブタイトル英語部分もマザーグースなのね。
というわけで第1話。中学入学からということで、いかんせん駆け足気味かも。というかなまじ既読なだけに「このシーン原作ではどうだったっけ?」と違いが気になってしまってる内に画面はもう次のシーンに移ってる、という感じ。あと小学生部分を挿し込む形にもなるせいかキャラ一気に出てきて混乱するのと、わかりやすく整理しちゃってそうなのは残念。
佐々ちゃんが自己紹介で頭かゆくなるって会話の流れもなしに言っちゃうとか、自分でかわいいと思ってわざとやってねーか!?(アヒル口的な)とか思ってしまう。うがちすぎか……。
シュウ君が自分で「女装」て言葉使ったことあったっけ?てのも気になった。あくまで「女の子の格好」とかそういう言い方なのがいい気もするが、その辺は伝わりやすさ重視ということだろうか。常々「男の娘」とか「性同一性障害」とかそういう言葉でカテゴライズされがちになってしまうのももどかしい所であるが。
それにしても真穂ねーさんの態度はキツすぎねーか!?と気になったが、改めてアニメで見ると姉の服を勝手に着るって相当まずいよなあと感じられて、実際あんな状態になるのも仕方なく感じられた。動いて喋る・という基本的な部分の衝撃が強い。最後にエビフライでフォロー入るのは若干とってつけた感あるもののホットするとこではあった。
安那ちゃんの「変態を撮っておこう」が原作では出会って間もなくのことだからあくまで興味本位って感じしたけど、今頃になって敢えて撮ってる・と考えると随分シュウ君のこと気に入ってるようにも見える。で、過剰な迄に舞う桜吹雪を見て桜並木の下をセーラー服で登校するシュウ君の姿が目に浮かんで、あの辺がアニメ版のクライマックスになるのかもなあ、と想像したんだけど、仮にそうだとしたら中学2年上がってすぐの事件てことで、そこに至るブーストとして安那ちゃんの「彼女」という存在が大きくなるのかも、と原作を見直して思った。あと8巻の表紙絵ってちょうどアニメの設定の元になってそうだな、とか。
あーあとラスト教室の高槻さんは裁判モノ(?)っぽくてゾットしてしまった。『告白』みたいな(見てないからイメージなんだけど)。そんなとこかな。
見終わってから余韻に浸ってしまって寝つけなくなるのは青い花の時と同様だった。もう少し早い時間に放映してくれればいいのになあ、と普通に思ってしまった。ノイタミナって視聴層に普段アニメ見ない女性辺り想定してそうなイメージあるけどアニメファンもしくは原作ファン以外も見てるんだろうか。しかしTFアニメイテッドの時も思ったけど放送終了と同時に公式サイトで次回予告とか更新されるのがすごいなーと思う。そういえば、本屋にB5サイズ4ページのリーフレットもあったんで貰ってきた。公式トップ絵とキャラ相関図が載ってる程度だけど、手元で見られる紙媒体は有難い。今月下旬の『アニメーションガイド』もアマゾン見る限りキャラとか美術とか設定充実してるっぽいし楽しみだなあ。
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/01/28
- メディア: ムック
- 購入: 6人 クリック: 243回
- この商品を含むブログ (8件) を見る