さいかい
あずまきよひこ『よつばと!』10巻発売。今回もじんわりイイ。気球とかお祭りとか大きなイベントなくても成立してるのが真骨頂って感じ。ホットケーキは食べたくなるねー。
ところで後から知ったんだけど10巻てTSUTAYAとかジュンク堂とか紀伊国屋なんかで買うとソレゾレ柄違いのブックカバー付いたみたいね。あんまりよつばと!で(オタク向けの)オマケとか意識したことなかったけど、取り扱いショップのセレクトに(供給側の意図する)客層の傾向が伺える。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/11/27
- メディア: コミック
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ナッキーには「ハツラツ」という表現がよく似合う。でも巻を追う毎にどんどんシリアスな内容に踏み込んでいっててイイ意味で裏切られた。あと大した部分ではないのだが「ん」ていうセリフ(相槌)がよく見られて気になった。言葉にする程ではない感情の発露を表現といったところか。
ちなみに歴史に名を残すレベルの名作と呼ばれる作品を含めアホほど買い込んだまま放置されていた漫画にいいかげん手を付けてみよう、と思い立ってなんとなく読み始めたのが今回のキッカケだったのだった。
そしてそれとリンクしているわけではなく単なる思い付きなのだが、今になって急に家のモノを狂ったように処分している。元々オタクの性としてモノが捨てられず溜め込んでしまう質ゆえに、古本屋に売るって行為を最後にしたのは少なくとも学生時代まで遡る気がするのだが、勢いタガが外れたように、自分でもビックリするくらい執着が無くなってしまった。別に金に困ってとか女房を質に入れてでもとかいう話ではないのだが。寧ろ部屋から物がズビズバ無くなっていく快感を覚える気配。そうして全て失って身一つで海の中へでも消えて逝ければ……とか考える始末。これが最期のチャンス……自爆しよう……的な。