「伊藤若冲アナザーワールド」展@千葉市美術館

asaibomb2010-05-31

行ってきた。いつも思うことだけど原画とかって絵自体の素晴らしさは言うまでもないとして何十年何百年前の時代に存在したモノが今ココにあるっていう事実に感動する。どうやって描いてんのかな、どんな道具使ってんのかな、ていう手法的な部分に加えて、どうしてこの題材を選んだんだろうとか、写実的な絵も描いた(描けた)上でこの様式に至った理由は何だろうとか、思い巡る。そもそも職業画家はともかく直接的な評価(対価)が約束されているわけでもない素人画家の絵が残ってたりすると、ただ描かずにはいられなかった衝動に打ち震わされる。とかなんとか、美術館で絵を見たり或いはライブなんか行った時なんかも実は普段以上に頭の中でグルグル考えてることあって不思議だなーと思う。もちろん頭カラッポで没頭してる時もあるんですが。
そんなことはともかく若冲もその他の作品も素晴らしかった。かなり展示替えあるみたいなんで後期もっかい行ってもいいかもしんない。リピーター割引半額だし。いつも半券とっといたりしないんだけど捨てちゃうわないよう気をつけよう。
帰ってからいっちょ若冲っぽい絵に挑戦してみっか!と思ったのも束の間いつも通りな絵を描いて終わってしまった。ラクな方に流れがちでイカンザキ。

↓なんとなくイジってみた。こうやって抽象的な画風ってのも生まれていくんだろうか?とか。あとなんか澄ました絵はブッ壊したくなるみたいな部分も潜んでるのかもしれない。

あと最近知ったodosketchって描画サービスが面白かったので貼る。

http://sketch.odopod.com/sketches/171243/←動画します。
こういうファッションデザイナーさんみたいな絵柄に合いそう、って俺の絵なんかで言っても説得力ないが。