COMITIA91

毎年この時期はオマケ充実したり本の内容も甘酸っぱいネタ多かったりして楽しいね。自分の周った中でも4箇所のサークルさんで本のオマケにチョコいただきました。

上の絵は駅からの通路で見た服うろ覚え。パンツの腿から脛までに亘ってリボンだかベルトだか巡ってたんだがアレ何だろ?コスプレっぽい。西ホールでやってた擬人化オンリーの人だろうか。アッチも余裕あれば見たかったんだが、今回ちょっと時間なかったのでコミティアだけでも急ぎ足だった。でも色々買えてよかった。では、以下かいつまんで雑感。
麻璃音、他(フレーメン音楽隊)『214「バレンタインデーの物語」』VDネタ合同誌。A6サイズでピンク色の表紙に切り込み入れてリボン差し込んだ凝った作り。奥付も「原材料名:乙女心、一途な心、〜」とか「賞味期限:本日中にお読みください。」とか気が利いてる。内容としても7人が4ページ漫画でそれぞれ違った味わいで良かった。

GYONISSO『大好き、魚肉ソーセージ。』。長いこと買い続けているハラカズヒロさん()が、今回ずみさん(お話したかったけど出来なかった。とほ)との合同サークルで参加。表紙にオレンジ色の透明カバーかぶせて魚肉ソーセージ模したデザインからさすがの秀逸さ。グッズとしてTシャツとパーカーもあって、ホントはピンク(ぎょにそ色)のTシャツ欲しかったんだけど男性サイズは白のみだったので迷った末に白T購入(魚肉袋付)。敢えてピンク買ってパツパツの状態で着るってのもソーセージ発酵したみたいでよかったかなー(えー?)。

関係ないけどハラさんがイラスト描いてる『つくも神のゆゆばあ』欲しいんだけど見付けらんないっすよ。児童書コーナー探したのに!注文した方が確実だろうか。

つくも神のゆゆばあ

つくも神のゆゆばあ

成安造形大学コミックエッセイクラブ()『トイロ・ト・トイロ5号』帰ってから発行元に気付いて驚いた。学漫でこのクオリティは素晴らしい。基本的に実生活をネタにしたようなエッセイ漫画みたいのが多いんだけど、多人数参加の面白さが出てる。皆さん絵も達者だし。本文も二色刷りなんだけど上手いなあ。A5サイズ56ページ300円というリーズナブルさもいい。
高森圭(国際おたく結婚→)『国際おたく結婚』。日本人で漫画家の奥さん(高森圭さん→)と日本在住イギリス人(スコットランドとイランのハーフ)旦那さんの国際結婚をネタにした本。絵がすげえ巧み。デッサンしっかりしたタイプ、山田参助とかにも近いかも(と思ったらティアで本買ったとブログに書いてた。納得)。食べ物ネタが多いのも好みだった。ちなみに旦那さんが売り子してたけど普通に日本語流暢だった。
ゆきうー(雪雨こん)(Meltdown COmet→)『はんばーがーもぐもぐ!』。俺は食べ物ネタに弱すぎる。でも美味しそうなんだからしょーがない。内容はいわゆる萌え4コマってカンジだなーと思ったら普段はエロも描いてる人なのか。
ニノパチ(とろろらーめん→)『嵐野転校生』。名前とかタイトルとか絵の雰囲気とかで芸能系ぽい、とか思ってしまった(すいません)。嵐っつっても天気の台風が主人公って話なんだけど。薄墨っぽい仕上げが曇天を象徴してるようでマッチしてた。ちょっとバース(金田伊功)を思い出した(別に絵柄は似てないです)。最後に挟まれるカラーページで台風一過を表現するのも素敵(ネタバレ)。
コバヤシ『陽太とケン』。全体的に朴訥とした雰囲気のハートフルな漫画。誤解を恐れずに言うと絵柄や表現は古めというか漫画には慣れてない感じもあって、コマ割が縦4段で詰まり気味かな?とか思うトコもあるけど、とにかく丁寧で好感度高い。全コマ手描きで背景まできちんきちんと入れてたりするのも、整理できそうな気もするけど、かといって今の状態で見づらいって程でもないんだよなあ。アナログで定規を使わないような線が目に優しいとかあるのだろうか。あと、絵自体も上手いと思う。それとあとがきページに1枚だけ描かれた女の子の絵がかわいいのも期待!(なにが)。といってもサークル名がわからんのだが……友達に誘われた(委託?)ってことらしいし。※追記。サイト見付けた。ペンネーム変えたりもしたようだ。メモっておこう。山奈サチ子(mmm→)。
アンコウ(フェムドリル→)『scramble office』。A6サイズ横開き。職業:スパイの日常。といっても産業スパイでスーツリーマンというか、そこはかとなくBLくさい(すいません)。もいっこweb漫画をまとめた本もあって、なるほどグレースケールの感じとかに納得(全然わからん)。
hami&niwa(nimi)『wonder girl』。はみ()&にわ()合同誌。二人とも絵がすげえ上手くて可愛い。この辺の世代(?的なものなのかわからんが)のトーンとグレスケの絶妙なバランスも憧れるトコなんだがなー。といっても絵だけじゃ買ったかわかんないけど、真ん中にイラストページ挟んで前後に漫画1本ずつ、という構成もシンプルながら良い。(漫画至上主義!オリジナル至上主義!みたくなりすぎるのもアレですけど)。
白四(BrownDogHut→)『アポロ計画』。このサークル『集合住宅』という多人数誌が続いていて、合同誌ってハマるとお得感高いんだけど自分の好み(もちろん必ずしも上手い下手の基準ではない)とブレを感じちゃうと迷いが出て、特に個性強い人が中心にいると難しいんだけど、今回その白四さんが短編集まとめてくれたんで有難かった。
大体そんなとこかなー。他にも田中久仁彦(ONE VISIONS)久々の同人を楽しみに買ったら予告折本だったりとか、ココ数回気に入ってるサークルさんの新刊を買ったりもしました。でも俺って基本的に色んな人の本・絵・漫画が見たいって意識が強いかなーってことにフト気付いたりした。つうか、商業誌でもそうなんだけど、コミックス1冊買って見てもソレだけで満足しちゃう場合も多いんだよな。もちろん続きが気になったり他も見たくなる人もいっぱいいるんだけど、それよりは種類の豊富さを求めがちになっちゃってるのかも、と。要するに幕の内弁当的というか。何においても質より量に走り勝ちなんだよなーってのが、言うまでもなく自分が描く場合もそうなもんでちょっとブルー入ったりして。まーもー性分なんでしょーがないすけど。つーかなにこの語り!

↑バレンタインネタ。↓前夜のSAWAライブ行けなかったー!て嘆き。