コミックビーム8月号

志村貴子『放浪息子』シュウ君の髪が伸びた！ショートボブ？男の子でもこの位ならいるな。つか最近の中学生なんかもっとハデハデだったりするんだろうか。そして千葉さん高槻さんと不思議なデート。高槻さん髪切って男っぽくしちゃったけどカバン肩から斜めガケするとお胸強調しちゃうよねー！（そんなイベントあったな）とか言って恥ずかしがられたい怒られたい。3人並んで動物園、すごく平和に見える……だけにこの後が怖ろしい……。高槻さんの家で高校進学の話も出てるけどどこまでやるんだー？なんかもうライフワークみたくなっちゃうんじゃないかって気すらする。まーある意味一生解決しない話かもしれないしなあ。
それにしても今回は印刷がえらいことになっている。トーンが……モワレ？とはちょっと違うな……斜めに罫線入ってるみたくなってるんだが。ギリギリだったのか？絵自体はそんな違和感ないんだけど。あ、でもページ少ないや（20）。がばってください！
というわけで9巻出る前にビーム感想をと思ってたんだがもう出ちゃうな敷居の住人（新装版1･2）と共に。3冊とも買うつもりだけどおまけブックカバー目当てに1冊ずつ別のお店で買おーかなーなんて。どでもいいけど上の絵の処理ちょっとわたせせいぞう風かも。
ところで【週刊青い花】の方も更新されて志村貴子×オノ・ナツメ対談！お二人初対面なの確かに意外。それこそコミティアで知人を介して会ったりしてても不思議じゃないのにね。続きも楽しみだなー。最終的には『公式読本』に載るのかな。お、エフブログによるとエフ次号と同時発売か、早いな。そーいやジャンプSQのインタビュー完全版web公開はまだなのか?!
あ、オノナツメといえばbassoの『Gad Sfortunato』も買ったんよね。バッソ名義1冊目すげえ好きで2冊目そうでもないかと思ったんだけど今回またすごくいい。

Gad Sfortunato (EDGE COMIX)

↓これは中田ヤスタカをバソっぽく描こうとしてよくわからなくなった。

そうそうスクエアといえば浅田弘幸、『眠兎』文庫版見てみたらラストのモノローグが「忘れるために」→「忘れないために」に変わってて衝撃的だったんでメモっておく。逆じゃん！作者後書きによると連載終了して単行本出た後もずっと気になってたらしい。単純に作家と作品を結び付けるのは危険だけど、この変化はそのまま浅田自身の心境もしくは漫画技術（どういう言葉にして作品に落とし込むか）の変化と考えるのもありだろうか。そう考えるとあの時点の眠兎（高校生）のモノローグはそのままに、描き下ろし後日談みたいな形で成長した眠兎が「忘れるためかと思ってたけど実は忘れないためだったのかもしれないな」とか言って補う、という捉え方も出来るだろうか。なんて、そんなんマンガとして変じゃん！つー感じか。

これはI'll。あとなんかそれっぽい絵ー。