映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』観てきた。『序』は行ってなくて、この前テレビでやってたの流し見(仕事してたんで目は殆どパソコン画面)、んで『破』も特に見に行くつもりなかったんだけど、よく巡るネット周りだと大絶賛て感じだったんで気になってきて、梅雨でジメッと動きも緩慢になってきてたんでスカッとカタルシス求めていっちょ行っとくか!と夕方に思い立ち(その時点で描いたのが上の絵)、近場の劇場調べたらレイトショー間に合うんで行っちゃった。開演30分前位には着いたのに既に結構座席埋まっててビビッタ。なんとか最後列確保して、一度離れてから戻ると軽く列ってるし。エヴァ人気あるなー!
感想。あんまりぴんとこなかった。なんだろ。見てるコッチが変わったのかなー?キャラとの年齢差とか関係ないと思ってたけど、本放送時は自分20台前半でミサトさんリツコさん大人世代は年上だったのが今は年下になってるっていう、そういう所が違和感に繋がったのかも。30歳でその言葉遣いかー、とかね。コドモっぽいてんじゃなくて逆に大人ぶってる感じ受ける(あいや、それこそがまさにコドモっぽい、てことか?)、のは自分がピーターパンだから?つか、衒学趣味とか持って回った言い回しとかが鼻に突く感じ。この辺は当時からあってしゃらくさくなりうる要素ではあったんだと思うけど、今の自分には受け入れ難くなったってことなのかなーと。あと、わざとらしい(悪い意味での)アニメっぽいセリフとかね。
単純にカタルシスって部分でも、アクションもストーリーもギャグもお色気もはまらなかった。終盤のシンジ君はかっこよかったかなーという程度かなあ。一番面白かったのは次回予告かも。「エヴァ8号機」どんだけいるんだよ!みたいな(そういう過剰さ自体は好き)。最後『Q』つって劇場に笑いが起こったのもよかった。『1Q84』との関係を考察したりする人もいるんだろーか。そーいやいわゆる「謎」みたいなのも残らなかった、というか最近の自分がそういうのを求めてないってのは強くあるかな。カタルシスを求めてってのは映画に限ってなくて、スポーツしたりジェットコースター乗るような感覚を欲してるのかなーと。
まあ、つまんなくはなかったし金返せ!とかは全然思わんけど、終わっても感情に変化は特に起こらなかった感じ。アドレナリン出るでなく、頭が悶々とするでもなく。観たら次作も見たくなるかと思ってたけど、現時点では見なくてもいいかなあという感じ。公開して周りが騒いでたら気になり出すかもしんないけどね。そもそもわざわざこんな書いてる時点でそれなりに楽しめたってことではあるのかもしれない。予想したり感想言い合ったりする部分まで含めての楽しみ方ってのもあるしな。そんなとこかな。

あ、余談。初号機の左腕生えてくるの見てガラだ!と思ったりエントリープラグ(だっけ?)から小さい筒状の管が出てくるの見てムラサメブレードだ!と思ったりした、俺のBASTARD!!脳は異常。萩原先生も見に行ったかしら。