ジャンプスクエア8月号

asaibomb2009-07-06

ジャンプ SQ. (スクエア) 2009年 08月号 [雑誌]
志村貴子『不肖の息子』。漫画家(志望)漫画。45ページって大ボリューム!と思ったけど予想以上にすんなり読めてしまった。あっさり風味が志村流とはいえ思いのほかスムーズ過ぎて、ジャンプって看板を単純に考えると合わなすぎなんじゃないかと不安になる程だった。しかしなんだろなあ、大きな事件があるでなく、大ゴマや余計な描写が多いわけでもないと思うんだが、どうやって45ページ使ってるのか不思議な位だ。分析してみたら面白いかもしんない(ようせんよ)。や、普通に面白かったんで問題ないすけど。
志村作品で漫画家(志望)漫画というと「ease vol.1」での『とあるひ』がすぐ思い出され、近々出るっつー短編集に二作が並ぶとしたらバランス悪くねえか?と思ったが、今回は男性主人公だし寧ろ対比的でいいかもしれない。まあ、でも基本、色々あるけどなんとかやってます、て根本は何も変わりゃしない感じ。どうにかなる日々。そのうち『とあるひ』のキャラと接触したりしてねー。そういえば居酒屋がこの前『放浪息子』でしーちゃんが飲んでたのと同じ「炉ばた やしち」だったな。むりくりくっつける必要はないけど、同じ町かもー、とか考えると楽しいですね。
更に小ネタだと作中作の『ぼくのすきな先生』てのは言うまでもなくRCサクセションだけど、志村さんパピポ外伝で描いてたマンガ(4ページ×2回)でもこのタイトル使ってたんだよな(参考:復刊ドットコム)。短編集『ぼくは、おんなのこ』掲載『楽園にいこう』ってマンガも、パピポ時代に同タイトルの別マンガ描いてたっぽいし、結構そのへん使い回す人なのね。まー単に好みが変わらないとかタイトル考えるのしんどいとかいう理由かもしんないけど。ネーミングといえば今回の主人公「オカモトシンイチ」は分解すると『花』の岡本さんと『どうにかなる日々』scene8&10のシンイチ君になるな。って、偏執狂すぎ!!別に意味を求めようとかってわけではないんですけども。
本編に話を戻すと、先生であり継母であるトモさんがえろすぎる。整骨院で隣の親父さんを見る目とか、ソファで股間に入れる両手とか(語弊のある表現)。夏の新刊は3p親子丼『不能の息子』ダー。なんつて!男性陣も、漫画家連中っつーか仕事場仲間がいいカンジ。マジでBL見たいなー。とかゆって。そういやSQでのインタビューでも今後描いてみたいテーマやジャンルの一つに挙げてたしな。関係ないけどサライネス好きって発言は納得できるな。webの方にインタビュー完全版てのも上がるようなので注目しておこう。
http://jumpsq.shueisha.co.jp/index.html
そーいやカラーページ裏の志村作品紹介がすごく丁寧で好感もった。それではここでニュースの時間です。

秋葉原店頭『青い花』制服姿でうちわを配布!
http://www.animate.tv/nf/detail.php?id=0000004860&page=0&sea=&tid=&rid=
「週刊青い花」で週末にうちわ配布するとは告知してたけど、出向く程ではないかーと思ったんだがコスプレだったとは!二人ともかわいい!身長差が絶妙!がしかし!ふみちゃん髪の分け目が逆!元から制服着てるだけってならともかく、キャラに似せようとするなら合わせるべき!オタクはそういうトコ気にするんですよ!
いや原作だって髪が乱れたりすることはあるし、そして(髪型やファッションが変わったり)そういう部分が(女性作家に特長的な)良い面でもあるんだけど、志村作品の中で『青い花』はイイ意味でのテンプレ的な造形が優れていて(だからこそソコを崩すインパクト生まれるってのもあるし)、実際この写真あーちゃんは中分け三つ編みしてるだけでおお!と思えるだけに、ふみちゃんちょっぴりもったいない!公式イベントならスタッフがスタイリスト的な指導するだろうに、惜しいなあ。もしか本人がドジっ子で鏡に向かって逆にしちゃったなら許す。でもすごくいいですよ!すごくいい。夏コミの企業ブースにも出てないかな〜へるへる。てか、今リンク先読み返して気付いたが五店舗前それぞれに2人ずつのコスプレイヤーって、合計10人いたってことなのか?すげげ。全部見たい!
改めてはちやさんのふみちゃんよかったよなーまたやってくんないかなーとか思ってしまう。そんでなくてもマジでコスプレさんとか見付かるかなー。楽しみだなー。なー!(うるせえよ)。

↑アニメ塗り意識してみた。どうかな。↓はハイク絵。最初もっと黒々してたんだけど見た人に不快感与えるかも、と思って光散らした上で新たなる生命の誕生、みたいなモチーフにしてみた、んだけどやっぱ精神的ブラクラかも、と思い直してすぐ引っ込めた。ココならいいやね。