マンガ・エロティクスFvol.57

asaibomb2009-05-08

志村貴子青い花』藤が谷演劇祭開幕!の巻。奥平家で兄・忍とモギーのお付き合いは既に知れてるのね。あーちゃん&お母さんの女性陣に冷たい目を向けられる兄&父いーわー。演劇祭には織江さんも見に来て日向子さんと二人でいる様子をふみちゃんも目にしてと、何気に今後の方向に影響を与える存在なのかもしれない。恩師の先生が会ってすぐ「ご結婚は?」て訊いてくるのも象徴的だし。あと場としてお祭りで大勢キャラクター出したりしやすいって考えると(放浪息子で文化祭にモデル軍団が訪れたように)、三年次の舞台を杉本先輩がそっと帰国して見に来る、なんて展開もありそうだな。その前で決然とあーちゃんと腕組んで「今はこの人と付き合ってるんです!」的な。
絵はまたまだ微妙に変化続いてる感じあるかな?線がキュッキュッと。55ページふみちゃんの髪の毛かすれたマッキーみたいなベタになってる部分はなんだろう?69ページ下ではベタ忘れあるけどソレとは違くて効果なのかなー?それと62ページ藤が谷風景すごくいい。キラキラッと光差すホワイトが眩しい。モブはこれ別の手かな?
代替文
本編に続いてアニメ化の続報がメイン記事1ページに加え4ページに亘ってふみちゃん・あーちゃん・杉本先輩・井汲さんそれぞれ設定画&原作名場面で構成。こりゃいい。声優さんやスタッフも公開されてるがアニメとんと疎くなってるので先入観なく触れられそうだ。しかしアニメーターって人種は絵が上手いな。1巻表紙っぽい二人の絵がキービジュアルってことでF裏表紙にも使われてるけど、アニメ誌とかにもボチボチ出てきてるのかな?でもFでこんだけ取り上げてくれてるなら他雑誌までチェックしなくてもいーかなーという気もするな。けどてっきり次号は青い花大特集かと思ったら違うようだが、次々号でやってくれるかな?9月頭発売なら放送終了前に間に合うし。短編集も間に合えー!
横の絵も色味なんかをアニメ参考にしてみたつもり。どうがんばっても志村さんの水彩っぽい塗りをアニメで再現するのは難しいだろうけど、落ち着いた色で目に優しそう。ロゴもかわいい。そのうちムックとか設定集みたいのも出るのかなー出てほしーなー。同人でもいいよ!なんつて、それはかんべん。最近メーター系同人ヤッカイなんだもん……。

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Fに戻って。巻頭特集はアニメ化記念でオノ・ナツメリストランテ・パラディーゾ』。キャラやら美術やらの設定にアフレコレポートに声優座談会にスタッフインタビューに監督の制作ノート公開にとものすげー充実っぷり。アニメ誌あがったりだな!青花でも期待してるぞ!
桂明日香が新連載『美少年名言集』。「こんな名言使ってみたい!」というセリフに至るシチュエーションを描くストーリーってことで、その「名言チャンス」に達した所でバサッと話が終わるの潔い。それと『そこはぼくらの問題ですから』ドラマCD発売だそーで、本人もアフレコレポートで「何故今!?」と書いとる。しかしオノ版もそーだし毎回FのU村編集はかわいく描かれてんなー。青花1巻の後書き漫画でもキュートだったし随分作家受けいい方なのだろうか。
河内遥『関根くんの恋』も新連載で嬉しい。この前までやってた『ケーキを買いに』含め初単行本が同時期に4冊出て太田出版・小池書院・集英社祥伝社と合同フェアってすげーな。
次号は浅野いにお大特集&新連載で羽生生純おがきちかも連載開始って濃いなー。
代替文
更に、太田エロティック・マンガ大賞の発表ページ見たら奨励賞にコミティア常連【サンタロー】の松本藍氏が!おー。以前【の残滓】さんで書いてあったの()によると既にデビュー済みでIKKIに読みきりも載せてたってことだけど、現在も商業向けに動いてたのか。俄然応援しますよ!つかFで描いてくれたら嬉しいなあ。がんばれ!作家も編集も!横のは今回の新刊で一番好きなコマ。鼻血ぺろっ。