曽我部恵一mona records Happy 5th Birthday Special@下北沢mona records

5年振りモナレコーズ。でいて5周年記念というわけで、前回は2004年4月3日、まさしく出来たばかりのモナレコにて行われた同じ曽我部恵一のライブだったのでした。その模様はライブアルバム『shimokitazawa concert』としてパッケージされたわけですが、そのCDもまた曽我部作品としては初めて、設立まもないROSE RECORDSよりリリースされたのでした。つまりローズも5周年。ダブルでめでたい。そもそも2003年春SUGIURUMNを知ってハマった流れで6月リリースのSUGIURUMN×曽我部恵一によるシングル【White Tipi】がすばらしくすばらしかってそのまま曽我部およびサニーデイサービスにもズッパマリして以来、イベントやらフェスやら曽我部ライブ行きまくっていたのがたまたまワンマンの機会には巡り合わないまま過ぎていたのですが、年明けて春、カフェでの小規模なアコースティックという形でその日を迎えたのでした。それから5年。個人的に思い入れもヒトシオです。前置きが長い。せっかくだからインディペンデントシングル【世界のニュース】なんか引っ張り出して聴きながら書いてますん。
さて。狭い会場に100人弱?自分の整理番号も遅かったので最後方にて、イス置いてあったのでビール飲みながら座ってゆったり。横の棚に「そかべさんtalk原本7/25」なんて書いてあるCD-Rあったぞ。激レアの予感!なんつて。大丈夫か?場のゆるさを象徴するように、オープニングアクト島津田四郎の途中で横の入口からディスクユニオンの袋さげて入ってきて後ろの控え室に消える曽我部の姿を確認。
自宅から着の身着のまま、帽子もかぶった姿で出てきた曽我部は客席の間を抜けてステージに座り、アコギ携え1曲ずつMC、というよりトーク、というより喋りを挟みながら語るように唄う。ちなみに玉置浩二(と石原真理子)の話とかしてたから安全地帯カバーでもやらないかなーと思ったらそういうのはなかった。単なるワイドショー井戸端会議だ(笑)。
id:live-sokabe:20090325
LIVE-BLOGに速攻セットリスト載ったんで反芻しつつ。
【女たち】で幕開け【雨の日の子供たちのための組曲】と曽我部恵一ランデヴーバンドの曲が続き、最近のロックモードな曽我部がソロでアコースティックなセットを組むに際して順当な選曲だなと膝を打つ。そっから新旧織り交ぜ【baby blue】【あじさい】【チワワちゃん】は定番といった所、せっかくなら珍しいトコも聴きたいなとか贅沢なこと考えてたら新曲!【Somewhere in My Heart】ソカバン中心の現状ではリリースタイミングないのかな?それから【おとなになんかならないで】【テレフォン・ラブ】はソロ1stからのお馴染みナンバーだけど、『青い車』から【オーロラ】と再びランデヴー曲【ふたりの恋はおわったよ】とノってきたところにもいっちょ新曲!【そしてぼくはうたをうたう】未発表曲と言った方が妥当なのかな?世に出してない曲イッパイあるらしい。ここでmonaに最近ピアノが入ったとの話。店の人と昨日は小西さんがやったんでしょ?とかやりとってた。monaスケジュールにそんなん載ってたっけ?と思ったら前園直樹グループというのに小西康陽も参加してたってことなのね。というわけでピアノ弾き語り【ベティ】!これはレア度高い。一気にテンション上がって立ったり揺れたり。ピアノはその1曲のみでアコギに戻り最後は【海岸行き】【白い恋人】【恋におちたら】と怒涛のサニーデイナンバーで美メロ再確認して終了。
控え室の曽我部を拍手で促し再び客の間からアンコールに上がり【愛のかけら】。うむ。曲数16は多いという程ではないがゆったりトークと共に過ぎた時間は2時間超かな?ちょうど仕事つまったりしてない時期だったんで心静かに聴けた。満足。
そんでもって物販でカバーアルバム『songs』買おうと思ったら現在調整中で販売してないとのこと。ぎゃ!今日はコレ買う目的デカかったのに!ソロツアーせっかく地元千葉まで来たのにチケット取り損ねて、ソカバンシングル『ほし』も買ってないんでツアーも行かずで今頃になっちまったんだが、アコツアーの会場って物販だけでも出来たのかなー?確かめに行きゃよかった。今度ソカバンのアルバム発売に合わせて販売再開するそうなので6月まで楽しみに待っとこう。タイミング逃すと落ち着いちゃう場合もあるけど。それよりソカバンアルバム6/9(ロックの日!)リリースでツアーは千葉LOOKからスタートって熱すぎるぜっと!