エロティクス・エフvol.51
志村貴子『青い花』。トビラの井汲さん美しすぎる!二年時の演劇祭は『鹿鳴館』!三島由紀夫といえばイキナリ脱線するが丁度『夜会服』読んだんだけど解説文でラノベとかいっててビックラした。
たとえば、『夜会服』のような小説をライト・ノヴェルとよんでみたら、どうだろうか。
ライト・ノヴェル。つまり、軽い小説ということだが、もちろん、軽少、軽薄のそれではなくて、軽快、軽捷の軽である。
by篠田一士(昭和52年刊・集英社文庫)
そんだけ。さて。ここで途端に三年時の演劇祭にも期待が膨らみますね。あーちゃん&ふみちゃんが主役張ったりするのかしらん。もちろん演目は『青い花』……ってそんなメタ的な……。冗談はともかく3巻明けからあーちゃんがドンドン翻弄されててわくわくさん。「あんな兄でさえ恋をしている……」!って立ち聞きあーちゃん爆笑すぎる。演劇部その他の部員さんにも期待。大野春花さんにとって姉の友達が日向子さんってーことは……織江さんの妹だったりするのか?そーいやあ日向子さんは3巻スピンオフの時点でも山科って苗字出てたけど織江さんは出てなかった……けか。むむ。っつーか「ヒナちゃん」って言われてみればこの名前も『sweet16』の万城目さん(!)から引っ張ってたんだなあー。あの短編やはり青い花の雛形(ヒナだけに)と考えてよろしいか。むむむ。そしてあーちゃんを介さずに上田良子さんと対峙するのかー?という所で以下次回!高まる。
横の大野さん&日向子さんは最近読んだ百合モノ2冊、乙ひより『かわいいあなた』森島明子『楽園の条件』っぽくしたくてアッサリ撃沈。ドッチも良かった。百合姫ちゃんと面白いじゃん。関係ない話だが今プレミアムモルツがやってる「青い花(バラ)プレゼント」(●)なんてポップ見かけてビックリしちゃったよ。でも「青い花」で検索すると漫画の方が上にくるぞ。ついでに触れそこなっていたが『ルート225』。これも二人並び表紙なんじゃーんつって4/19時点でわかってたらネタに加えられたのにーなんつてた。とりあえず朝日の書評メモ→●。
- 作者: 志村貴子,藤野千夜
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: コミック
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エロFに戻って。オムニバス新連載・河内遥『ケーキを買いに』。若干BLくせえ(つーか実際ホモネタだけど。絵柄とか雰囲気がね)のが好き嫌い分かれそうだが俺は好みだー。ケーキ屋さんが舞台っていうのも単純に好きな部類。あ、vol.47で読切描いてたのか。(読み返し)。そっちも割と好みだったけど更にイイなあ。と思ったらサイト(●)のmemo絵もいいー。こりゃ楽しみが増えた。読切・雁夜崎亜也『RODEO JOCKEY』も似た印象というかちょっとコワいベクトルのリアル入った絵柄でエロ装置使った話やってて面白いなあー。この辺エロFでこそって感じで、青花とかオノナツメとか女性系に流れすぎそうな所でいいバランスなんじゃないかね。ちょっとF見直した(何様だ)。前号から始まった阿仁谷ユイジもやはり楽しめそうだし。
あと今号は鬼頭莫宏特集ってことで出渕裕との対談とか面白かった。ビデオも無かった時代はアニメ観る前に必ずトイレ行くとか爆笑した。あるあるネタ。そんで次号は中村明日美子特集っと。原画展ちょっと行きたかったんだよなあ。しかし毎号よく色々企画あるもんだね。