COMITIA80

asaibomb2007-05-05

グレンラガン(違った。土曜じゃん)流し見てから出たら10時半にはビッグサイト着いた。並ぶともなく並んで整然と11時開場、とりあえずカタログでチェックしたサークルだけグルリと周る。買う。うむ、満足。知り合いに頼まれた【ラブポケ】覗いたら列が館外に伸びてたのでコリャカナワンと後回しにさせてもらう。列といえば三峯徹の所もあったなー。コピー製本しながら売ってた模様。とかやってるうちにもう12時。東2ホール端に移動!
公開トークライブ第一部「マンガ評論家としての米沢嘉博を語る」。パネラーは村上知彦呉智英藤本由香里みなもと太郎。米沢氏は何でも広く深く知っていた、という話で、呉智英が「私はパソコン持ってないんだけど米沢さんに訊くと何でも答えてくれる、私にとってのwikipediagoogleのような人だった」ていうのおもしろかった。シャレたこと言う。あとみなもと太郎が「米沢さんの話する時はいつも着てくる」とDr.モロー作のE.YAZAWAならぬヨ.YONEZAWAジャケット示してホッコリした。一時間強、終わって振り返ったら件の知り合い来てた。都産貿イベントからハシゴしてきたようだが、ケータイメールで連絡しといたので着いてすぐラブポケ自分で行って買えたとのことで安心した。
大通り流しつつ真逆側の最初行けなかったTDK ROTTERDAMスペースでだべーり。ねこちょご砂絵あげたの喜んでもらえたかな。相手の気に入らなかったら意味ないと思えども自分に出来るのはせいぜい絵しか無いと改めて気付いたのだけど。色々色々話してたらもう14時。ひぃ!再び東2ホール端に移動!
公開トークライブ第二部「サブカルチャー評論家、著述家としての米沢嘉博を語る」。パネラーは編集者関係と唐沢俊一、そして米沢夫人英子さん。米沢さんは著作中で取り上げている全体を網羅している各作品それぞれについて1冊ずつ書ける位の知識がある一方、自分の好きな作家についてだけ強く語ることをしないのでコレという強烈なピックアップが目立たなくなる、それは手塚治虫からエログロナンセンス分野まで含めて全て同列に見るという視点を持っていたからで、コミケットにおける「あらゆる創作を受け入れる」という理念にも通じている、といった話で、それでも中には嫌いな人もいたんじゃないか?という唐沢俊一の(イジワルな)問いに英子さんがいしかわじゅん石子順(という方のようです、kokada_jnetさんコメントありがとうございました)の名前を挙げたら唐沢が「あの人はパブリックエナミーだ」みたいなこと言ってたのが可笑しかった。でも第一回コミケットスペシャル石子順を壇上でいじろうとしたんだけど実はいい人そうだったんでやめたとかいうエピソードはおもろかったなー。話はズレるが、近くにいた人が買った本ぺらぺら見てたら別の人がソレに興味を示してサークルの場所聞いて買いに走ってたのがなんかいい光景だなーと思った。てなかんじで一時間半、終わって拍手あったけどまだ!ティア自体は今回16時までだからまだサークル撤収しないでー!と残り30分で可能な限り動く!
さすがに帰ってるトコも多いがそれでもかなり残ってるスペースを端から巡回!展示ゾーンなんかは諦め随分駆け足になってしまったがたくさん見られてよかったー。でもあと数列というところで閉場アナウンス入って呆然と立ち尽くしてしまった。気分は明和FCに予選で敗れた南葛FC。はあ……。スペース数も企画も増えたが飽和しすぎてまるで時間足りなかったー。これでショタケットとハシゴしてたらと思うと怖ろしい。それでも十二分に刺激もらった。次回ティア出ようかなー。砂絵とか版画って実演も含めてコミティアでやったらウケそうなんだけどイラストに留まるのもなー。漫画に出来るだろうか。唐沢なをき恋の門かっつー。
16時終了で17時半に家着いた。やっぱ片道一時間半と考えてよさそうだな。そんで下エントリにある通り「ないしょのじかん」主催の方にコメントも頂けた折、仕事の連絡も入って6日は空けてオッケーなったので翌日のサークル参加決定!いやーこの辺のフットワークはネットあってこそだな。カット用意したりせっかくだからペーパー描いたりアタフタ、してたらラブコンもブレイブストーリーもあんまりちゃんとは見られなかったーん、とさ。
最近とみに肌がカサカサするようになった気がしていたら右手親指の腹に出来ているのはこれひょっとしてタブレットダコ?ペンダコなんて子供のころ中指側面に出来たっきりだったのだが。
とても幸せに汗をかいているように見えた ただそれだけ(憂いのGYPSY)。