ウルトラジャンプ2月号

おおう30ページ。先月休載せず半分ずつ読めれば良かったなーなんてそうもイカンのだろうな。相も変わらない感想になってしまうが個々の絵なり描写なりはすごく刺激的なんだけどやっぱお話が進んでほしいの。ベルゼバブの「愛という憎悪」(ミッシェル?)話もとても興味深いんだがなあ。ところでコレ23巻で読んだ時バクチクの【密室】って曲が思い浮かんだった。♪たとえ嫌われ口もきかない ああそれでも君が要れば 君の痛み知り僕の喜びは君に そうして傍にいて微笑んで とか。な。きそうになる。しかし「ネアンデルタール設定」はオッ来たか!と思ったが(同人誌『未使用』参照)とか書いちゃってて大丈夫なのか……。
バスタードオンラインも進行順調なようで、改めてサイト()も併せて見ると結構ワクワクしてくるもんだな。ガラとか細く見えるなー。グラフィック全体そうなるのかな?プレイヤーキャラでいきなりエルフってのも自由に動けそうで面白そうだなあ。小さな誤差であったプレイヤーキャラの存在が世界に変化を与える、てのが燃えるよねえ。そーいうの弱い。『トランスフォーマーV』の最終回とか超イイっすよ。悪の軍団デストロンにトドメを刺すのが正義のサイバトロンでなく人間だったっていう。「お前はお前の滅ぼそうとした星のたった一人の少年に倒されるのだ!」とかっていうスターセイバー(サイバトロン総司令官)のセリフに象徴されている。そういえば歴史を作るのはある英雄や偉人や為政者ではなく、その時代時代の個人各々の意思のもたらす行動の総和なのである、みたいな話が『戦争と平和』に何遍も出てきた……ような……。
ところで久々ヨーコさん出てきてルーシェー!言ってて思い出したのだが、キャラクターの名前の殆どを(主人公ダーク・シュナイダー含め)アーティスト名から採っているバスタにおいて数少ない例外の中でもヨーコさんのように普通によくある(キャラとして馴染め易いといった意図も推し量れる)名前とも違う「ルーシェ・レンレン」というネーミングがやがて「ルシフェル」に繋がる(もちろん後付けだろうけれど。「アンスラ(A)」「ダーシュ(D)」→「Angel」「Devil」と並んで)というのは震える展開だったわけだが、ではその名前はドコから生まれたものなのか?という点、そこを探るヒントになるかもしれない検証画像が以下↓。

これは『近未来SFマンガアンソロジー サイガールズ』(白夜書房1987年5月刊)掲載の岡崎武士『ワガママン』であるが、上画像キャラ及び下画像背景は萩原一至その人の絵と思われ、上画像コマ枠上の手書き文字「お手伝いありがと!るーしぇさん」、また下画像背景右端の看板「るーしぇ見参!!」、これらは萩原先生が助っ人アシとして参加したことの裏付けになろう。つまり「るーしぇ」というのは萩原先生のニックネーム(自称・他称)だったのではないかと推測されるわけですね。じゃーそのるーしぇって言葉はドコから出てきたんだよっていうとサッパリわからないんですけど……。'87年というとサマースペシャルに『微熱口紅』、ジャンプ本誌47号に『WIZARD!!』を発表した年だからバスタの設定なんかも頭にはあったのかなーっていう。興味深いなーって。思っただけですー。