コミックビーム10月号

asaibomb2006-09-17

今月は放浪息子バッチリ良かった!絵も背景やら仕上げやらコテコテな程に。そしてシュウ君とマコちゃんの会話なんかかなり核心に迫ってきてるんじゃないの。その後の千葉さんへの言葉にしてもシュウ君が随分と成長してる感じ。やっぱり(コドモっぽいモラトリアム感覚とかでなしに)本質的には普通に大人になる過程でしかし性方向に関しては悩める状況になるっつー展開なのだろうか。わくわくさん。でもってシュウ君の告白後は初めてのデートってことで高槻さんへの気持ちを自覚した上で以前とは意味合いが違ってくるだろう辺り楽しみ。男装女装デートしてソレ文化祭の脚本に生かしちゃうって寸法か。志村貴子は自身の初デートの模様を漫画にして友達に読ませたというゴウの深いエピソードをお持ちの方だから(そしてそれをインタビューで語った方だから)期待したい。ところで今になって気付いたのだが、単行本広告ページに引用されてるカットってアレ5巻に入ってないシーンじゃんな。普通その巻の内容を見せるもんじゃないのか?と思ったら2巻の帯に使われてるカットも3巻18話の扉絵だった。ビームはそういう方針なのだろうか。
絵はビームツナガリ山川直人氏風ちーちゃん。俺はホントにモノマネが好きだね。タブレットでのカケアミもこれはこれで味あるなあ。でも頬のテリ線と色ズレして入れちゃってるな。それにしても更科さんやっぱ同級生のハセガーさんに似てる気するなあ(下の名前が思い出せない)。卒業アルバムどっかあったかな。何の話をしてるんだ。同人のネタもまたぞろ浮かんできたのだがサンクリまで2週間ぐあ。うーむイケルだろうか。仕事でゴチャゴチャしてる時は妄想だけは進むんだけど一段落ついて家に帰るとダラダラしちゃうんだよな。ガンバリウム合金。
他。エマ良いね。俺1巻読んでピンと来なかったキリだったんだけど読み返したら違うのかな。それとも作品の方が変わったのだろうか。絵も改めて見たらギチギチ描き込んでて驚いたんだが今月の宝石の描写とかもスゲエ。下手にトーンに頼る必要無いと痛感されるな……。あと入江亜季群青学舎』とか田邊剛『累』とか面白く感じてるのは自分で納得いくんだけど、須田信太郎『地下鉄のランナー』とかいましろたかし『続ラララ劇場』とかも割と楽しめてるのが自分でもよくわかんねーんだよな。まあ説明できる理由付けなんて要らないんだけどさ。
ビームからヌーンに移ります。柏原麻実宙のまにまに』が絵も雰囲気もいいなあと思って買って見たのだが、アニメーター系とまでは言い過ぎだが線とかスッキリした感じが好みなんだけどディフォルメ絵がなんか若そうというか今っぽいというか現在のオタク絵のメインストリームってこういう感じなのかなあとボンヤリ思った、『すもももももも』もこんな感じだったかな?という既視感。ギャグんとこだけね。でも新人さんかと思ったら結構なキャリアでアンソロやったり同人もやったりしてると知ってちょっと腑に落ちた感。どうでもいいけどオタクっぽい見方だなあ。