最近ヨンダ本とか。

asaibomb2006-03-24

井ノ本リカ子ちぇりー・ぱい (TSUKASA COMICS)』買った。再録多いっつーんでどげなもんかと思っていたが、虎の穴では見本一冊用意していたので(偉い)立ち読みしてみた。ら、再録元は(今回のを出している出版社である)司書房『LOVE SCENE』(どーでもいいけどコレの表紙ちょっと介錯っぽくてちと意外な変遷が伺えて面白い)一冊からのみって体裁だったので、ソレ持ってない俺としては問題なく今後古いの漁る際ソコだけ注意すれば良いということで安心しつつ。で、パラリ見たらキツイ眼鏡のお母さんが腋毛晒してる絵が目に飛び込んできてイチコロって感じっす。最近そーいうのすげー弱い(でもちゃんと生やしてたのはその一コマだけでガッカリだぜ!←笑)。あと匂いとか(漫画で表現するのは難しいが)。参ったなり。女性作家のエロマンガではエレクトしないという俺のジャスティスが……←バッカでえ!。そんで隣にBENNY’Sさんの『みるく・ぱい (TSUKASA COMICS)』も並んでたんで見てみた。表紙絵に関してはコッチの方が好みだったかもなあ。ってのにはまぞう画像出ねー。コレ仮に両方同時購入者には二人の合同誌の特典付き!とかなってたら買っちゃってた気がするなアハハ。同人でも普通に男性向の本とか作ってんだなあ。む。そーいや井ノ本氏のは一個前の『こいするからだ』も買ってみたけどコレも表紙の絵はそんなに好きなラインでもないんだよなあ(ちなみに装丁がすごくいい)。不思議なもんだ。あとBL系の単行本も試しに買ってみたらうんこしてて超ビビッタ。かんべんしてくださいよ……。
右の絵はソレっぽいの目指してみたけど乳首の色が濃すぎたな。そもこの人の絵の魅力ってあのやらかそうな感じなのに!
話は突然かわります。今更ではありますが吾妻ひでお失踪日記』買って。内容も勿論なのだが、絵がすげー良かった。巻末対談でとり・みきが色々言及してて嬉しかったんだけど、そこでも言われてる(表紙にも使われてる)パノラマ的な絵とかもそうだけど、とにかく線がいい。つーか、継続して現役な状態ならわかるのだが、失踪・アル中を経てこの線が引けるってーのに驚きを禁じ得ない。こういうのって所謂「体が覚えてる」ってやつなのかなあ。実はこの前スケート場が千葉に出来たってことで行ってみたら15年以上振りだったけど数分の戸惑いの後は普通に滑れたもんで、それも体が覚えてたのかそれとも元々スケートってすぐ慣れるもんだったか、どーいうもんなのかなーとか思ったりしたのもあったもんで。それにしてもコレ読んでると、浮浪者とか数(十)年後の自分の姿として容易に想像できつつ、そういう立場にあっても(きっと死んだ方が楽だと思うのだが)決して皆が皆自殺という手段に走らない(或いは走れない)という点に奇妙な恐ろしい想いがしつつ、生きているのではない・生かされているのだ、ていうことなのかなあとか思ったりもする。寿命の訪れてくれる日を待ち侘びながらどうにかしてそこまで繋いでいけるかと、そんなことばかり考えている。そいとこの本も装丁いいなあそして安野モヨコ『日記書いてる場合じゃねえよ』に似てるなあと思ったらデザイン同じ人だった。わかりやすいね(俺が)。そういやモヨと井ノ本リカ子って絵のラインが近いんだなあ。自分の傾向が見える感。
あずまといえば(強引グ)。よつばと!のカレンダー二種とも買ったった。壁掛けの数字が見難いのは仕様かよ。部屋の中で眼鏡しろってか。日めくりの方は数日単位で部屋を空けることの多い身には歯痒いのだが、4月頭いきなり「まいにちめくってね」とかセリフあって笑ってしまった。これから一年よろしくね。5巻も楽しみですねえ。