コミケットスペシャル4雑感
コミスペからもう10日か。さて、後になって思ったことをツレヅレと。
今回の大きな特色の一つに企画スペースがあり、その中で「ちゃぶ台返し」とか「ステージライブ」辺りが目を引いてたようだが、どーも俺にはノリが合わないというか違和感あったんだすね。なんでかっつーと、基本的に意味なくハシャグのが苦手ってのもあるが、上記みたいな企画は要するに「(スペシャルとはいえ)コミケ」である必然性が無いからなのかなーと。漫画じゃないし、本じゃないし、マーケットじゃないし、っていう。確かにコミスペは文化祭的なお祭を指向していたとは思うが、オタクのお祭っていうだけなら、極端な話「ワンフェス(スペシャル)」でも「SF大会(スペシャル)」でもいいのかなーと。
自分がCHOCOさんの「その場で原稿&コピー本」とかじどうはんばいきの「読者参加版エロ新聞」(余談だがココとか素晴らしいのはネタも面白いがそれ以前に作品がちゃんとしてる、て部分だね)に強く興味引かれたのも、(元々それらのサークルが好きだって理由も勿論あろうが)漫画であり本でありマーケットである、だけど普段のコミケだと時間・スペース・混雑などの障害があって出来ない、んじゃココゾとばかりにやったるか!ていう部分にスペシャルな魅力を感じたのかなと。自分では見てなかったんだけど、カレー部のラリー本(いくつかのサークル渡ってページ集めて一冊にする)なんていうのも面白いじゃんすか。
楽しかったんだからいいじゃん!てのはその通りだし、なんか言ってんなら自分でやれよ!ていうアレは棚の上なんですけど。次回に向けてね。気が早ぇーな。
マーケット的な意味で言えばさー、大手さんとかも割と普段より部数絞る方向に行ってたッポイけど、逆にマックスどんだけ売れるか試してみたら楽しいんじゃないのか。カッタダッシュとか販売部数に制限なければ実際5万部とか10万部とか売れるもんなんだろうか。或いは一人一冊でもペラコピー1枚10円とかで回転速度フルスロットルにしてみるとか。それなら売れ残ってもサークルに損害も少な・って10円コピー10万部で100万円か!……すいません私の考えが甘すぎました。