乃木坂46『太陽ノック』全国握手会@幕張メッセ

宇都宮9:44→9:59自治医大10:23→11:56東京12:18→12:48海浜幕張
5/2「命は美しい」に続いての全握参加。セブンイレブンライブには不参加なので13時に会場着。待機列に太陽ノック曲衣装着てる女の子二人組いた。C3ブロックにて入場して14時からミニライブ。モニター越し。
「太陽ノック」「別れ際もっと好きになる」MC→ユニットコーナー。
からあげ姉妹「無表情」12thで一番好き。なんか泣きそうになる。歌詞がね…松っさん事件いやがおうにも意識されるし(こういうとこホンット秋元氏には複雑な感情抱きつつ抗えない魅力を感じてしまう)。
「魚たちのLOVE SONG」なんか四つ打ちでノれる!11thの「立ち直り中」から大人ユニットの曲が地味かなーと思ってたけどよかった。
「制服を脱いでサヨナラを」あしゅみな文句無しにかわいい。
MCでは西野さんがベマーズ撮影で日焼けしちゃったと脚を見せて「こんなんすると真夏みたいだけど」とか言ってて笑った。更にスパッツ境に色がクッキリ〜とスカートめくりそうになってオタ熱狂、て流れ面白かった。西やん結構よく喋るのねと思った。から「もう少しの夢」。
「羽根の記憶」これもめちゃめちゃいい曲だとは思ってたけどライブで更に!四つ打ちにピアノってのは乃木坂曲の大きな特徴なんだな〜。新内さんが前にはけた後ろからフロント組が出て来る所がよかった。
15時終了、一旦退場してそのまま握手会列に並び16時から再入場。
2レーン白石麻衣(16:20待機16:40到達)
丁度ブース入った所で裏側の車椅子の人に対応しててしばらく後ろ姿見られるラッキー。
乃木坂みんなに感じたことだけど小さい!メディアだと165cm位に見えるんだけど。特に白石さんはきれい、美人てイメージ強かったけど寧ろ「かわいい」。絵で描く時ももっとつぶす感じでいいのかな、なんても思った。そーいや横のレーンから見えた西野さんもめちゃ小さそうだった。
とりあえず孤独兄弟のことを〜と思ったらこっちのフラミンゴTシャツ(俺のほぼ唯一の乃木グッズ(?))気付いてくれて「一緒だ!」て嬉しい…前回のまあやに続いて二人目なので俺の中でTシャツ気付いてくれた選抜入り(勝手に)。いやこの対応の良さは参りますわ…。
4レーン橋本奈々未(16:45待機17:15到達)
これも色んなメンバーに感じたことだけど顔のパーツ個々の主張が激しい!列の剥がしがやたら高速らしく握手する瞬間にこっちから話して手を離して下がりながら答を聞くって感じだったけどとりあえずは孤独兄弟好きってのが言えてよかった。
でも孤独兄弟好きって言うとユニットのことなんだか曲のことなんだかって感じだけど一応はちゃんと伝わったのかな。ほんとはPVもレジェンドのコメディ感も好きって言えればよかったけどそこまでの時間は無いので…。
正直最近の自分内勢いとしては衛藤さん辺りとも迷ったんだけど行ってよかった。
あと関係ないけど列に並んでた親子連れの4〜5歳の女の子がぐるカー曲衣装でかわいすぎだった。
10レーン伊藤かりん桜井玲香(17:20待機17:35到達)
ここではブース内での待機が前に一人二人しかいないのですぐ自分の番が来てしまった印象。で、横顔見て正面に回ったら一瞬で将棋フォーカス見てます!だけ言って剥がされつつ手話についても…と。手話についてはマジでやれたらすごいことなんじゃないかなーと思う(言うまでもないし大変なことだけど)のでまた改めて考えたい。
かりん離れてまた気持ち切り替え出来ない内にキャプで一瞬止まってしまう。なんとか詰め込みで言えはしたけど…って感じ。でもとにかく(みんなそうだけど)こっちまっすぐ見て待ってくれるのすごく誠実なものを感じる。
前回も最後の生ちゃんでちょっと止まってしまったので反省を残すこととなってしまった。また次回…って13thはいつなんだろ。年末の土曜とかだとキツイのだが…
18時前には離脱。混雑すごかったけど今回もまあさっさと行きたいとこだけ行く分には許容範囲かな。セブンイレブンライブに時間とられたってのもあるだろうし。楽しかった。満足。
で、せっかく幕張だからってことでふらりと西千葉に寄ってみた。4年ちょい振り!変わったような変わってないような…。とりあえずの目的である鈴木書房に行ったらここは全く変わってなくて安心した。色々買えればよかったんだけど5冊100円コーナーとかでも軸にするコレって1冊がなかったので帰りの電車で読む用に重松清『みぞれ』だけ買った。持ってった『海と毒薬』は行きと会場で読んでしまったので(ていうか割とすぐ気付いたけど俺これ一度読んでたな。まあいいんだけど)。また何年後かに行って変わってなければ嬉しい気がする。
23時前に帰宅。最初翌日のGLFesサークル参加して感想ペーパーでもこしらえようかなーと考えてたんだけど止めといてよかった…10年くらい前ならともかく今さすがに徹夜してとかは無理だわ。まあでもそのていで、ペーパー風に。



D・フェルナンデス『除け者の栄光』

「ジュネは一つの時代の最後の証人なんだ。あなたがある種の風俗を選択したために否応なく反抗や犯罪や悪に親しんだ時代のね。ジュネの天分は、セックス、血、愛、死、美、呪詛などの絶妙な組み合わせを、最後にもう一度燃え上がらせるところにあった。だが、歴史的に見れば、ジュネは時代遅れの天才、失われた世界の詩人なのだ。たとえジュネが捨て児、私生児、孤児院のいじめられっ子といった自分の生い立ちを決して認めなかったことが、彼の個人的な事情で説明がつくとしても、今日では、あなたやぼくであれ、友人のだれかれであれ、どんな人間であっても、自分は社会の屑、つまり世間の除け者だと考える権利はもう持てないのだ。ジュネは死んだ。彼の天分には脱帽しよう。しかし、思い切って言うけれど、彼の考えは間違っている、彼の哲学も根本的に間違っている」

「文学における最良のテーマは、疑惑と期待と不安を創り出すテーマだ。ロンドンのペストをテーマとするとしよう。読者は紹介された十人の登場人物のうち、だれが死に、だれが生き残るか知りたがるだろう。もし一ページ目からすでに全員が必ず死ぬことを正確に知ってしまったら、読者は本を放り出してしまうにちがいない。エイズだって治る可能性があれば、いいテーマになる。ところが、エイズに罹った場合は百パーセント死亡する。死からまぬがれるチャンスは万に一つもない。そんなテーマの芝居が興味を惹くわけがない」

マルクは日々の果てしない時間を埋めるために、星占いを研究し始めていた。以前だったら、そのような児戯に等しいことは笑って信じなかったところである。だが、今の彼は、世界を支配したいという人間精神の野望が、哀れに思われてならなかった。愛する男が地上に引きとめられている絆から自由になる時が来ても、なおマルクは、おとなしく理性と権利の窮屈な枠の中に閉じこめられていられるだろうか?父親から受け継いだ実証的な性向が、母親の血から受けた魔術的なものに対する興味に席を譲った。マルクが菜食主義者になったのは、ただリニョー氏の職業に対する憎しみだけが原因ではない。不条理へと横滑りしながら、自分の合理的な信念の名残りを完全に棄て去るためでもあった。そして、同じ目的のために、月曜日は爪を切る日、木曜日は髪を洗う日と決め、その他の日は、どうでもいいような細々とした仕事をすることにした。しかし、そうした仕事は、きわめて規則正しく、まるで祭壇の前の司祭の動作のように、もったいぶって、おごそかに行った。