冬に向けて

asaibomb2014-11-04

冬コミスペースとれんかった。残念。まあ今回ちゃんとした本作れんのかなー?(時間ないとかって意味じゃなくて内容的にマンガなしでラクガキみたいのしかー、とか)とボンヤリした状態だったくらいだし丁度いいのかもしれない。サークルカットもぼんやりしてるし(モチーフとしては気に入ってるが手が追いついてない)。考えてみたら2011冬休んだ後2012夏冬2013夏冬2014夏と五回連続参加できてたのもラッキーすぎだし。webカタログとか見たかんじ前回落ちてて残念だなーと思ってたサークルさんが受かってたりするのでその辺は順繰りで持ちつ持たれたい。初参加のサークルさんもあるようだし、楽しみ。
ジャンル分け見て一日目女性アイドルが西ホールで男性アイドルとかアニメFCが東なの行きづらい!と思ってたのも一般参加となれば関係ないし。がんばって動きましょう。三日目どーすっかな。夏は行かなかったしひさしぶで友達会ったりもしたいところ。となるとコピー本くらい用意したくなるもんだけど。まあそういう意味では久々に一週間フレンズで男性向な本も作れたから気が楽(?)ではあるんだけども。
まーなんにせよ年末に向けて何の煩いもなく無事に参加できますよう。

みなみおな〜

アゴタ・クリストフ『悪童日記』

「お前たちにも分かったようじゃな。宿と飯にありつくには、それだけのことをしなくちゃならん」
ぼくらは言う。
「そういうわけじゃないよ。仕事は辛いけれど、誰かが働いているのを何もしないで見ているのは、もっと辛いんだ。ことに、その働いている人が年寄りだとね」
おばあちゃんは薄笑いを浮かべる。
「牝犬の子め!お前たち、わしに同情したって言いたいのかい?」
「違うよ、おばあちゃん。ぼくらはただ、自分自身を恥ずかしく思ったんだ」

「どうお礼すべきかも分からない。きみたちのことは、けっして忘れないよ」
彼の目が涙で潤む。
ぼくらは言う。
「あのね、泣いても何にもならないよ。ぼくらは絶対に泣かないんだ。まだ一人前でないぼくらでさえ、そうなんだよ。あなたは立派な大人の男じゃないか……」
彼はぼくらに向かって、笑みをつくる。
「きみたちの言うとおりだ。ごめんよ、もう泣かないから。涙なんか見せちまったのは、ただもう疲れ果てていたせいなんだ」

「あなたたち、感じやすすぎるわよ。この際あなたたちにとって一番いのわね、さっき見たものなんか忘れちゃうことよ」
「ぼくらは、どんなことも絶対に忘れないよ」