マジすか2各話感想

マジすか学園2、主にセンターとネズミの関係に重点を置きつつ、各話についてメモる。
#01『世代交代上等!』
まずは第一話ということでキャラ紹介で手一杯な感じだけど、さすがマジすか!と言いたくなるツッコミ所の連続。ゲキカラ→甘口(留年)とか爆笑してしまった。それにしても松井玲奈かわいい。二期ではセンター&ネズミに次いで目立ってる印象。そのセンターこと珠理奈は一期では知性派っつーか冷静キャラに見えたけど、二期ではずいぶん武闘派っつーか男前でびっくりした。不敵な笑みいかすわー。その一本気がネズミと好対照。ネズミの方も参謀役だけかと思いきや実際のケンカもそれなりに強く、しかもG線上のアリアに乗って戦うとかワクワクさせてくれる。それでも全体的に旧四天王なんかと比べると小粒な感は否めないけど、タイマンというよりチーム戦・頭脳戦ていう展開も好きだし、反ラッパッパ勢力集めてクーデターとか燃えるー。
#02『矢場久根リーダー登場!』
優子さん実は生き別れの三つ子がいたとかしょーもなさすぎて笑ってしまう。ホルモンが腹に詰める漫画よりによってどおくまんとかツボ突いてくんなー。センターが倒した相手の体が「つ」の字だから「つの字連合」とかいみわかんねーし!最高。センターとゲキカラのタイマン熱い。ここは一旦休戦だけど、ネズミがそこに割って入れる身体能力&度胸を持ち、ヘッセオタとしても通じる、といった辺りもセンターが惹かれた部分なのかなー。一方矢場久根でも総長交代劇が!でシブヤ復活。オープニング最後のセリフ「ヤンキーソウル、よろしく」も言ってるし、目立ってるなあ。そして従順に付き従うダンスがかわいい!というのも二期で気付いた点。しかしジャンケンさんは弱いのに根性あるなあ。
#03『裏切り者は爪を伸ばす』
ネズミさんずっとガム食べてるのにフーセン膨らますのは今回が初。ここからの景色をお前と見たい、ていうセンターの言葉に若干戸惑ってるようなネズミさんの表情がいい。じわじわ二人の距離が縮まっていってるんだなあ。それにしても階段を上った先である吹奏楽部室より二人のいる屋上の方が実は上にあるってのは意味深長。今回のメインヤンキーは歌舞伎シスターズ。能狂言のくだりは冗長な気もするが。シブヤが前田と戦って生まれて初めてマジになった、ていうのも不器用なりのやり方でいいなあ。それでもって矢場久根侵攻でネズミさんも負傷してセンター「私がやられたらお前はどうする?」「そりゃ倍返しにするさ」で手をつかまれて、と段階踏んでるなあー。ネズミさんのこんな弱々しい姿は初めてだもんなあーそりゃ胸打たれるよなあーと思ったら演技だったー!うむ、素晴らしい。
#04『友情の賞味期限』
センターとネズミの応酬いいなあ。脚本集代りにメモる。「何を企んでる?」「何も?」「変わったやつだ、嘘を隠そうとしない」「隠してばれるのは嘘じゃない」「お前のそんなところが好きだ」「人から好きだと言われたのは初めてだ」「皮肉っぽい言い方はよせ。私はお前が好きだ」「……あ、ありがとう……」。松葉杖で指揮するの歓喜の歌ってのもベタだけどかっこいい。そしてゲキカラへの果たし状を学ランに渡して離れてから意気がるダンスずっこけかわいい〜〜。
#05『ゲキカラROCK』
チームフォンデュ出張りすぎだろーと思ってたら小競り合いから思わぬセンターの過去が発覚。刺された記憶から光り物に異常な反応起こすってのはろくでなしブルースでもあったなー。シブヤへの連絡役に激辛せんべい食べさせられるダンス不憫かわいい〜〜。旧四天王の対決は燃える!と思ったら横槍横ナイフ!尺と学ランのラブシーンなにこれ(笑)。一期のメイキングで峯岸生徒会長が学ランに「うちらお似合いじゃない?付き合っちゃおーよ」て迫って「俺には敦子しかいねーんだよ」と返されるつー一幕あったけどそういうのも踏まえてんのかな。
#06『上には上が下には下が』
溜めの会。尺のウザキャラっぷりは嫌いじゃない。ジャンケンの「二十天王」にはクスッとした。最後に矢場久根の人らがちゃんと連れてくのがちょっといい。ネズミの語りかける鏡を支えてるのはカーネギー『人を動かす』。読んでみるか。
#07『誰のために戦うのか?』
チョウコクの戦う理由が母親の手術代とかベタベタでしかも伏線も無いのに泣けてしまう。彫りの深い顔に涙が映えるなあ。秋元才加さん実際に合気道二段らしいし殺陣もキマッてる。プロが私闘はまずいだろが。神社でのセンターとの出会いもいい場面。「お前は誰かに必要とされているか?」「一人のやつからは。ダチだ」でネズミを思い浮かべるセンターの顔がとてもいい。素手では相手も自分の拳も痛めるからと渡されたグローブを対戦後に川に放るセンター切ない。こんな形の出会いじゃなければいいダチになれたろうに……という感じ。真の強さとは怖さを知っていること、てのは前から示されてたけど、怖いものの無かったゲキカラが死の淵を経験して初めて死ぬことを怖れる、てのは大きい。
#08『それぞれの答え』
「何を考えてる?」「お前のことだよ。私はお前が好きだ。何があっても」「……センター!」の時のネズミの声がとてもかわいい。というかネズミさんは情感あるいい声してるなあ。センターの目には寂しさはあるが哀しみがない、前田にはそれがあった、と言い放つおたべ。マジ女のために一緒に戦ってくれるか?という言葉でセンターを必要とする者が他にもいると示し、それを陰で聞くネズミは「嫉妬しちゃうよ」と言いつつセンターの心を弄ぶ悪女……くくく(泣)。目覚めたゲキカラの周りに集う新旧四天王!学生の頃に一緒にバカやった連中が集まるってのはいいね。エンディングのオフショットでサド&トリゴヤが腕組んでるのもいいわ〜。つかED曲「青春と気づかないまま」めちゃめちゃいいなあ。
#09『たった一人のマブダチ』
自分が頭いいと思ってるネズミさんが思い通りにいかないことを経験するのは必ずしも策略的なことだけではなくて、自分の為に体張るセンターの行動原理も謎だったのが、自分も痛む体で立ち上がって共に戦う。お互いの背中を預けるってのは前田みなみサド優子にもあった陣形。「マッポがこわくてケンカが出来るか!」ってタンカ最高。切れた唇にハンカチ差し出すセンターの手を一度は押さえるも拭われる姿が美しい。そのハンカチを洗いもせずとっておくセンター(笑)。戦いの理由は帰りの土手での会話、「カーッと熱くなったろ?」冷静でい続けたいネズミが徐々に揺れる真ん前で正面からぶつかってくるセンター「こうして二人で歩いてるんだ。ダチだよ。今までも。これからも」に全てが表れている。そして遂に明らかになったセンターとネズミの出会い。ようよう盛り上がってきた。でもネズミが矢場久根にセンター襲わせた理由はイマイチわからんような。マジ女の勢力を削ぐ為なのか?いっそ共闘を通じてセンネズの絆を深めたかったからなんてしおらしい理由なら納得できるかもしらん。一方内紛状態の矢場久根で一人シブヤに付き従うダンス健気かわいい。それから新勢力捨照護路高校もリーダーは知性派っぽい。話についていけない下っ端に「お前らセックスの話でもしてろ」って身も蓋もなくていい。
#10『桜の花びらを数えたことがあるか?』
ゲキカラの病室を訪れるブラックかわいい。普段の行動も一々素早いとか、コドモ背負って戦うとか一期の時点でやってくれたらもっと目立ったろうに。普段は髪結んでて温厚だけどコドモについて触れられたら激高する鬼子母神キャラとか面白そう。矢場久根アジトでダンスの足にネイル塗ってあげるシブヤとのコンビいいなあ〜。前田彷徨の理由は死ぬ前の優子さんとの対話にあったっつーことだがちょっとピンとこないかなあ。おたべとの戦いはみなみ死亡後ってことで、前田はみなみが死んですぐ変わったわけではなく、おたべとの出会いも大きかった、てことかもしれんけどもうちょっと弱い。ネズミはつの字連合集結の号令発するも人数少なくしかも追従されない状況に置かれるなか、BGM背負って現れるセンターがかっこよすぎる。アンダー部屋ー(笑)にもソッコー参上だし、王子様すぎ。
#11『ヤンキーソウル
センターとネズミ遂に体育館で正面からぶつかり合い。ダチダチうるせんだよ!てのは一期の前田と同じですな。センターの真っ直ぐな想いにネズミ陥落。というかセンターの方も初めて弱さを見せたんだな。過去に両親の不仲、母親との離別、てのはあったけど今もその寂しさのままネズミに会ってやっとその孤独を埋められるって状況なのかな。ここがマジすか2のクライマックスと見るのは異論なかろう。前田も戻り矢場久根へ。シブヤがマジ喧嘩の時はネイル外すのいいなあ。警察から逃れさす為に制服貸してダンス裸になるっておいしすぎるうー。エンディングの旧メンツ揃い踏み予告は一番の盛り上がり。
#最終話『青春と気づかないまま
オープニング普通に「ヤンキーソウル」で始まってもよかった気する。大乱闘。色々とってつけた感は否めないけど、まあ、面白かったのでよし。

二期でかわいいなあと思ったセンター(松井珠理奈)ダンス(矢神久美)ゲキカラ(松井玲奈)DVDのスペシャルディスクで一緒にいるとこ見られてよかった。3人ともAKBじゃなくSKEなんだなー。