コミックビーム7月号NTBR
志村貴子『放浪息子』連載再開。どころじゃねえ。怒涛の展開。すげえことになった。思わずフォントサイズいじろうかと思ってしまった。志村貴子って人をミクビっていたのかもしれない。
演出によるインパクトってのもデカイんだろうなあ。日常風景の連続かと学校から二鳥家に移ってさりげなくいる安那ちゃんとシュウ君のやりとりが「おかえり」「あ…来てたんだ」でアレ?なんかちょっと違くない?と思う間もなく一気にカップル発覚、マコちゃん視点で回想の説明が入ると。しかも、前々回で安那ちゃんとシュウ君の話やったあと前回は高槻さん話を挟んでそのそれぞれが単発で季節限定要素とかも少ないから振り返ると自然に時間経過が含まれているっていう。文化祭明けてもうマフラーしてるしねえ。しかし本当マコちゃん状態だがシュウ君は「ここ一番てとこでけっこー積極的」だよなあ。つか前も思ったけど彼らは感情に自覚的なのがすごいよ。俺とか中学の頃なんてギョーザの事くらいしか考えてなかったんじゃねーかね。そんなことないかな。そして「好き」というのは絶対的な一方向の感情であり「つきあってください」てのは相対的な双方向の感情である、なんつったりして。そーいや赤松健氏が「セーラームーンで好きなキャラは?」と訊かれて「誰が好きというよりカップリングですよね」と答えたというのを聞いてヒットマンの一端を垣間見た気がしたのだが……かんけーねーか。
しかし勿論ここでオシマイじゃないんだし今後どーなるか楽しみだなー。チパさんリスカしたりしないかな。ブッソウな話はともかくとして何気に更科さんとさささんの仲が親密なってるのもいいなあ。俺も瞬発モノより持久モノの方が好きよ。年末の話でさりげなく更科そば出てきたりもしてほしいですね。あと気付いたらビーム柱の登場人物紹介のカット安那ちゃん前と変わってる!と思ったら他のキャラも結構変えてるっぽいね。マメだなー。
あ、『季刊S』も買ってみたらこれも猫耳安那ちゃんだしね。きてるなー。ちなみにS買ったの創刊号以来だったが、あれは敷居の住人最終回のネームが見られるってだけでも価値あった。インタビューも読み返してみたらすげえ濃いな。ちょうど敷居→放浪の時期だから喋るタイミングとしてもよかったのかな。
それが今はブログで本人が話してくれるんだからありがたいですよねー。と、きれいに流したところで。一個前のエントリではちょっとハシャギすぎのムジャキすぎだったな。珍しく後から直そうかと思ってしまった(直さないけど)。反省(猿)。そういえば志村先生も早速一度投稿した文章削除したりしてるんだな!ウォチのしがいがあるぜ!(いきなり見落としたが)。アンテナでも設置しよっかなー。STALKING IN THE RHYTHM。
さて横の絵は図らずもタイムリーになってしまったね。またサヨナラ涙BBSに描きいってnamoさんの絵を勉強しようと思ったのだがあのキラキラ感が出ねいのようおう。「パステル」パレット使ったりもしてみたのだがなあ。よーし夏の新刊は安那×シュウ本に変更だー!タイトルは『Sugarless GiRL』で!甘い愛には罠があるにょろ〜(capsuleドハマる)。ツンデレ!デラシネ!タラチネ!冗談はともかくとしてもイイ刺激いっぱいだしがんばろう。ネットなり『S』なりで若い人の情熱溢るる絵とか見ててもおいちゃん泣きそうなるわ。ビームも買っててよかった。というわけで単行本修正箇所比較検証学術研究目的画像↓
右:コミックビーム2006年4月号23p。左:放浪息子5巻173p。タンコボンの方が切実さが増した感じ?いずれにせよコミックスでは見られないシュウちゃんも満載!読もう!コミックビーム!