デストロン航空参謀スタースクリーム
鈴置洋孝さんの訃報はもう二週間以上前だったか、スタスクのちょっと情けない悪者声が好きだったんだ。
……思えば。初めて手にしたトランスフォーマー(の玩具)はスタースクリームだった。初代シリーズ終盤(年末年始商戦に宛てて)破壊大帝メガトロンとの「グッバイメガトロン」というセットが出てたんですね。んでクリスマスに買ってもらったと(ちなみにサイバトロン側の「グッバイコンボイ」セット(コンボイ、リジェ、アラート)はお年玉で買った憶えがある)。当時それまで親にオモチャをねだるといったことを殆どしなかった自分にとって、ソレは小学校高学年に至って訪れた積極的なる欲求、という気がする。また戦隊モノにハマったのもこの頃からだった(フラッシュマンが契機だったかな?)のだが、普通一般に言ってこういったジャンルへの興味は逆に薄れていく年頃であり、中学・高校と上がるにつれ次第に親も「いい加減コドモみたいな趣味ヤメレ」と言い出すのも当然であった。だがしかし、だからこそというべきか、そんな状況の中で自分が何かを欲しがるという感情を自覚していったのかな。また『BASTARD!!』に関していうと、ジャンプは幼稚園からずうっと買っていたので路線内ではあったのだが、一巻を買いに行ったら売り切れていた!という時点が転機だった気はする。……話はズレるけれど。ダーク・シュナイダーは「オレ様は全てがゼイタクにできてるんだよ!!」とノタマったが、オレは全てが質素に出来ている……という点は、よくウチの母親が父親の生活態度に対して呈していた苦言のママであり。それにしても。自分がかつて望んでいなかった方向へと進んでいるのが年を経る毎に感じられ、そしてそれが
あれコレ前も書いたかな