♪寂れた風呂〜穴場!(ラブレターfromハ!ダ!カ!)

ラブレター

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ベーやりたいほうだい。なんかもはや自動筆記状態なんじゃねーかって程に。ぜんぜんいーけど!つかもうね、曽我部恵一のドキュメンタリーを追ってる気分ですよ。知らん人が試しに聴いてみようかって手に取った一枚がコレだったら難しいかもしれんが……。
その「やりたいことやる」てのはこのアルバム全体に流れてて、【有名になりたい】【抱きしめられたい】とかタイトルからマンマだし、あと【ハルコROCK】ね。先日ROSE RADIOで面白かった話あって、曽我部がハルコちゃんに「今一番欲しいモノなに?」と訊いたら「チョコ!」て即答されたていう。んで「二番目は?」つったら「アメ!」(だかなんだか)ってまた即答だったという。ほんじゃあ俺達は同じ質問にどう答える?てなって、「迷った末に……お金?(苦笑)」「や、お金でも何でもいいんだけど、それがパッと出てくるのがいいよね」ていう話。
いやあ正味な話、自らの欲求に自覚的であるっていうのは素晴らしいことですよ。オモチャをねだっても買ってもらえないと悟った子供は、耐えることに慣れ、諦めることを覚え、やがてはその前段階として欲しがる気持ちを抱くことすら無くなってしまうなんてことも。決して無理に我慢しているわけではなく、そもそも欲求が湧いてこない。自分は何が欲しいのか・どうしたいのかわからない。これは悲しい・寂しいことですよ。求めよ、されば与えられん。
そしてここで例によってBASTARD!!の話に繋がっちゃうんですけど、バスタのテーマの一つってこーいうのんあるかなーと最近になって思ったのだった。15巻キング・マーシーから逃げるヨシュアがカイに語っていた辺り、好き勝手絶頂なダーク・シュナイダーに対して戒律に縛られる侍衆が抱く憧れ。「悪魔の様に激しく全てを憎悪しながらも同時にそれらを強く愛する事もできる…神の様に あれはまるで…まるで――そうだ……あれはまるで人間そのものじゃないか」。コレって2巻の時点でも語られてるんだよね。忍者砦でのガラとの戦いの最中、仲間はおろか敵ガラのペットであるラーズも結界で守っていたダーク・シュナイダー。「敵を本気で殺そうとするのと同時に…その敵の愛する者を守る事ができるなんて…」。萩原先生がHAQ本で答えてたバスタ執筆の際のコンセプトみたいなモノって、この辺に表れてるんかなーとね。感情豊かに生きるってことよね(言っちゃった)。常に理性的でありたい・あるべきと思っている自分だけれど、同時に心の奥底で感性の爆発力に期待したい気持ちがあるわけですよ。論理的な状態を論破ではなく寧ろ感情で打破してほしい、というか。(感情が論理に勝るということを論理的に説明するのは自己矛盾を孕んでいる・よね?アレ?違うか?)。余談だけどサヨナナ()(denkibiribiri時代から)読んでると実験4号さんて人も似た感覚もってるんじゃないかなあとか勝手にシンパシってたまに泣きそうになるんですけど。
何の話だっけ。ああそうだラブレターね。さて今回ROSE RECORDS通販だとオマケでライブCD付くつーから頼んだですよ。送料とかかかんないし。んで来たのが『live at praha!』。
収録曲は①魔法②FIRE ENGINE③ジュークボックス・ブルース④LOVE-SICK⑤mellow mind ENCORE 世界のニュース
とまあ新旧織り交ぜた良いセットリストですね。っつーか!世界のニュース!これFORCE OF NATUREremixじゃん!やたっ!一回聴いて超カッケーと思いつつアナログ買えてなかったんで嬉しいぜー!どうやらF.O.N.の人が同行してDJやって、ソコに曽我部が生歌で参加してるっぽい。スギウラムDJで【WEEKEND】唄ったりすんのと同じ形式やね。よく聞いたら曲間で曽我部「オケかけてくれたら俺いつでも唄入るんで」とか言ってるわ。やーコレで代引手数料300円のモトは取った!(つるせこっ)