AKB48『1830m』

AKB48ニューアルバム『1830m』購入から一ヶ月、DISC1/2共にほぼ毎日一回ずつ聞いている。まだいまいち入り込めてない曲もあるんだけど、今の時点での感想を軽くメモる。
【DISC1】
1.ファースト・ラビット
アルバムの冒頭を飾るにふさわしい疾走感（RIVERも少女たちよもそうだ）。イントロの荘厳感にはシンフォニックメタルという言葉すら浮んだ、が別に俺はシンフォニックメタルというものについて全く知らなかった。
2.黄金センター（チーム研究生）
AKBって「自分」とか「アイドル（という存在）」について歌った曲多いよなー。歌詞にもオタ芸盛り込んでるし。「立ち位置ゼロ」なんていうAKB特有の表現も怖じけなく使う辺り自信を感じる。
3.ミニスカートの妖精（伊豆田莉奈、サイード横田絵玲奈、平田梨奈）
アイドルソング特有の魅力であるへっぽこ感に溢れている。http://www.youtube.com/watch?v=bpCyTUzoytM#t=00m14sちょっとスピッツ「グラスホッパー」http://www.youtube.com/watch?v=Zj_ZsOh-qQc#t=00m24sに似てるのかな？そうでもないか？気になって色々聞き比べてたらわけわかんなくなってきた…
4.上からマリコ
前半はチーム曲とユニット曲が並ぶ中、じゃんけん選抜シングルが映える。
5.アンチ（チーム研究生）
アンチのおかげで自分の欠点に気付ける、という内容は露悪的というか、そこ敢えて言うことないんじゃ……とも思うが、ある意味すごくAKBっぽい。http://www.youtube.com/watch?v=6IllBJk7GbQ（他のは聞きづらいから男声verなんだけど案外イイ）イントロ聞くとシティハンターOP「GoGoHeaven」http://www.youtube.com/watch?v=6hJ9tHvP55g流れる。
6.檸檬の年頃（小林茉里奈、名取稚菜、佐々木優佳里、武藤十夢）
しっとりと一息。
7.恋愛総選挙（YM7）
AKBに欠かせない「総選挙」に学校での人気投票を仮託。お返しに女子だってやっちゃうよ！というのが滅法かわいい。
8.野菜占い（野菜シスターズ）
9.Everyday、カチューシャ
カチューシャを天使の輪になぞらえるってのはさすが上手い。
10.走れ!ペンギン（チーム4）
お笑い系かと思いきや、ペンギンだって本来は鳥類なんだし昔は飛べたはずだろ？と訴える秋元節。
11.ロマンスかくれんぼ（大森美優）
いきなりソロで歌ってるこの子は誰なんだ？と思ったら、これは公演前座曲として研究生が歌っているらしく、その代表という形。アイドルが歌う演歌っぽい曲、ということでCutiePai「板橋蕾」思い出した。
12.蕾たち（チーム4+研究生）
まさしく蕾の若手曲。
13.ユングやフロイトの場合（スペシャルガールズC）
ユングやフロイトは恋したらどんな夢を見たのかな？自分でどんな風に分析したのかな？という歌詞は素敵だけどタイトルにするのはさすがに若干鼻白む。
14.フライングゲット
総選挙シングル。さすがのキラーチューン。相手の心を予約待ちなんてしないでとっととゲットしちゃおうぜという、芸能用語（？）を恋愛（とか）に置き換えるってのもAKB定番。
15.風は吹いている
「RIVER」「beginner」に続く秋のカッコイイ系シングル。前2曲もちゃんと聞くとすごくイイんだけど、初聴時点では「アイドルがこんなこともやっちゃいますよ」て衒いも感じたんだけど、今回はより素直に入り込める気がする。イントロのアコギかっこいい。
16.桜の木になろう
17.GIVE ME FIVE!
メンバー自身による楽器演奏で学祭バンドっぽい楽しさ。二年早ければ夢のラッパッパ演奏シーンも見られたのだろうか、というのは残念だが。アルバムの最後をアップテンポで締めるってのは好み。しかして歌詞は卒業を歌っているという！これが泣ける。
【DISC2】
1.Hate（チームA）
一曲目いきなりHateなんてまた露悪的だなーと思ったけどそんなでもなかった。イントロから聞こえる「Lie」って声も歌詞カードには載せないで密かに気付いた人だけニヤリってパターンかなと思ったらそんなことなかった。
2.プラスティックの唇（篠田麻里子）
ボコーダー使用したエレクトロチューン。なんか聴いてて笑ってしまう。んだけどノレちゃう…悔しい…ビクビクっ…というかんじ。
3.思い出のほとんど（高橋みなみ、前田敦子）
4.家出の夜（チームK）
「15の夜」的な若者の衝動。
5.スキャンダラスに行こう!（小嶋陽菜、大島優子）
♪スキャンダラスに〜がyou can dance me〜（danceは他動詞）て聴こえてカッコイイ。ダブルミーニングなのだろうか（B'zっぽい）。こじはる＆優子さんなんだな〜。
6.ノーカン（チームB）
「釣ってないってば…」のセリフがいい声。渡辺美優紀って人なのか（小嶋さんの声かと思った）。
7.アボガドじゃね〜し･･･（渡辺麻友、指原莉乃）
タイトル初見では狙いすぎだろと思いつつ、アボガドなんて変な果物と一緒にすんな！て意味かと思ったら、数ある人気果物の中で目立たない存在の自分……しかもアボガドじゃなくてアボカドだよ！という内容だとわかり、急にかわいく思えた。しょげた顔で「アボガドじゃね〜し…」と言ってる姿が目に浮かぶ！あとまゆゆ＆指原って人選もあざとすぎだろと思ったがすごく良かった。二人ともいい声。果実名羅列ってのもマスカットココナッツバナナメロン的で楽しい。
8.直角Sunshine（チーム4）
9.僕たちは 今 話し合うべきなんだ（板野友美、柏木由紀）
10.さくらんぼと孤独（研究生）
11.大事な時間
2枚を通じて一番穏やかな曲。それを歌ってるのがいわゆる神8ってのも興味深い。
12.いつか見た海の底（Up-and-coming girls）
Up-and-coming girlsという名前通り期待の若手が揃った瑞々しい魅力が輝く一曲。
13.ぐ〜ぐ〜おなか
単体では特に何ということもない、というかオフザケ曲なんだけど、アルバムの流れの中で「やさしさの地図」の前で大事な要素になっている。
14.やさしさの地図
チャカポコした音が楽しい。歌詞的には「君のことが好きだから」にちょっとイメージだぶるかも。♪この広すぎる未来へ　挑むことあきらめたくなった　ああ　自分は無力だOh！Yeah！とか♪太陽の下　笑って　歌え！踊れ！自由に！とかド直球な歌詞にホント弱くて参る最近。
15.行ってらっしゃい
16.青空よ 寂しくないか?（AKB48+SKE48+NMB48+HKT48）
17.桜の花びら〜前田敦子 solo ver.〜（前田敦子）

1830ｍ(特典ポスター無し)