SPACE SHOWER TV presents Sound Garden@日比谷野外大音楽堂
サニーデイ目当てで他の方々は初見だったんですがみんなめちゃめちゃ良かった!ライブ強者ぞろい!あと野音初めてだったんだけど最高だな!天気も良かったし、客席にタンポポの綿毛なんかも風に舞ってきて素敵なシチュエーション。子供連れの人も多いし、各自ビール飲んだりタコヤキ喰ったりしながらまったりゆるゆる。
■二階堂和美 with DOUBLE FAMOUS
最初喋りがトバシてる感じで不思議さん?と思ってしまったが曲はパワフルで引き込まれた。昭和歌謡みたいな雰囲気もあるのかな?バンドもラッパとかパーカスとか含めて手練って感じ。
■トクマルシューゴ
こちらは外見から飄々としたシンプルさを想像してたら、1曲目こそ静かな始まりだったものの、次々にぎやかでバラエティある曲が盛り沢山だった。バンドも4人の内ドラムの1人はともかく他3人はピアニカやらアコーディオンやら、ハンドベルやら鉄琴みたいのやら?手を品を変え多芸。MCで後ろの方は何やってるか見えないかも?みたいなこと言ってたけど、ソコはスペシャで確認するよう促せばよかったんではないかと!放映するのか知らんけど。
■サニーデイ・サービス
曽我部ソロからの後追いでサニーデイもアルバム揃えて大ハマリした自分にとって初めてのライブ。Tシャツ姿で出てきた曽我部の肉付きに「線の細い若者たち」というイメージとは乖離を感じたものの、鳴る音はまさしくサニーデイだった。というかソロや曽我部恵一BANDなんかでもライブでサニーデイ曲を聴くことあったせいもあって、自分の中でサニーデイは「曲」だけを捉えていた観があったんだけど(アー写とかもそんなに気を付けて見てなかったし)、舞台に立った3人を見てようやく「バンド」として認識できたと言えるかもしれない。今度からはCD聴くにあたっても3人の演奏する様子が思い浮かべられそうだ。
MC殆ど無しで曲ガンガンやったのも良かった。本編では【東京】【恋におちたら】【スロウライダー】【旅の手帖】【カーニバルの灯】【ふたつのハート】【時計をとめて夜待てば】【24時のブルース】【若者たち】【白い恋人】かな?新譜が出たタイミングだし新曲中心にするかと思ったら旧譜から万遍なく、つーか最高だろコレ。1曲ごとにイントロから歓声上がりまくり。出だしこそみんな座ってたけど途中からドンドン立ちだしてノリノリ。あと方向性ずれるけど【若者たち】とか聴いてて、曽我部が本気で1枚まるごとダンス方向に振り切ったアルバムなんてのも聴いてみたくなった。スギウラムと共作でも可。
ここでサニーデイ終了。3組でセッションもやりますと事前に告知されてたので、この後はアンコール扱いになるのか?とイマイチ掴み切れないまま拍手してたらサニーデイがトクマル・二階堂両氏も呼び込んで登場。そこで始めたのは【恋は桃色】!いい選曲。更にサニーデイだけ残って【ここで逢いましょう】。この曲を最後にやって10分も20分も演奏し続ける、というのも当時からあったスタイルなのね。
再度のアンコールに応えて【コーヒーと恋愛】。ここではハルシゲ氏はドラムを離れて前に出てきたものの、曽我部側のマイクに付こうとして「あっちのマイクで(田中氏と)コーラスやってよ」と返される辺りいじられキャラなんだなあ、とか。あ、あと田中氏の白シャツがまぶしかったなー!もえす(え?!)
素晴らしかった!しかしここまでやってくれるともっともっとアレも聴きたいコレも聴きたいとなるわけで、帰ってソッコー来場者向け先行予約で秋ツアーのチケットとったった。東京は初日9/3に恵比寿でスタンディング、最終日11/28に九段会館で座席指定、と絶妙な日程なので両方行きたくなってしまった。楽しみだ!