コミックビーム2010年1月号、TAGRO、よつばと！

asaibomb2009-12-26

■コミックビーム2010年1月号
志村貴子『放浪息子』ついにシュウくん声変わり!?の巻。肉体的な変化の表れ。そして精神的な方では好きな人いるいないでトイレトーク。佐々ちゃんに好きな人が!?かわいいのう。ところで絵的な部分では背景が定規使わないような線になっててやわらかい印象。トビラの高槻さんも随分ラフ線ぽかったのが合致してる感じ。あと小ネタとしては文化祭準備で暗幕とりに行くっていうと『どうにかなる日々』のしんちゃんみかちゃん思い出したー。

■話は変わって最近買った読んだ漫画ー。
TAGRO『DON’T TRUST OVER30』。『マフィアとルアー』系。素晴らしかった。個々の作品ももちろん、各作品が微妙にリンクしてるようで最後に綺麗にまとまった感じ。というか一本目『DON’T TRUST OVER30』で出てくる主人公父親が自分で乗らない車を磨いて〜ってクダリでコレ同人で読んだ漫画にもあったな、と思ったらその漫画『SON HAS DIED,FATHER CAN BE BORN』も最後に載ってて、かつ同人版に後半部分が追加された形になっててそれが素晴らしかった。ていうか同人版で続き描くようなコト書いてたなと思って見直したらトビラ＆4ページはカットしてたのか。なんでだろ。てかセリフも変えてる所あるんだな。むむむ。それはともかく、完全版になって読んで、あーそーか「子」が生まれることによって「親」も生まれるんだな、と思ったりした。『マフィアとルアー』も（作品単体としても単行本としても）ラスト美しかったけど、今回は更に輪をかけて美しく眩ゆいばかりで、TAGROのコレ系の作品はココで一段落かな、と感じてしまった。それならそれでいいけどね。