アニメ『青い花〜Sweet Blue Flowers〜』第二話【春の嵐】


↑背景は画像検索で見かけたブログさん参考しちゃいました()。まずい?
さて。先週よりは落ち着いた心構えで視聴。やっぱり原作と変えてる部分に気が向くね。といっても別に違和感あるって話ではなく、原作なぞってる部分も含めて自然に見られてすごい。あとアニメは背景いいなー。漫画では手間的な問題もあって省く箇所も(それは方法論の違いだし、実際志村作品で背景物足りないとは全然思わないけど)、鎌倉を忠実に再現してて素敵素敵!これは夏にもまた行かならんかもしれんね。
そうそう声の話。個人的にどのキャラも上手く馴染んでるなあと思ってるけど、高部あいさん演じるふみちゃん声の素人っぽさって、『世界の車窓から』とか『世界ふれあい街歩き』みたいな番組のナレーションに近い感触あるかも。その辺が鎌倉という土地にスポットを当てた作品性とマッチしてるのかもしんない。第一話で千津ちゃんと離れるのを惜しむふみちゃんのセリフ原作で「こっちに戻ってこなけりゃよかったな」だった部分「鎌倉」って地名を明示してるのが印象的よね。駅とかの背景画面を気安く見返せるマンガとの違いってだけじゃないと思うんだ。そんなことない?

んで第二話ではいよいよ杉本先輩登場。原作もそうだけど、杉本先輩って一話には出てないのが不思議な位の存在感あるんだよな。逆に言うと第一話はあーちゃんふみちゃんに焦点を絞った構成として完璧。そーいやid:rain202:20090701さんで「完璧な第一話」って表現してて同意したけど、更に言うと青い花は「完璧な第一巻」でもあると思う。よね。
それから会話を終えた井汲さんと杉本先輩が部屋から出てきてふみちゃんとバッタリって所で第二話終わり、てのは原作だと第三話の途中ページにあたるから、本編内の改変以上に印象変わるねー。第一話のラスト変えるようだったら改悪になってた気するけど、今んとこ違和感ないし、これからどうなるか見物ですなー。ちなみにサブタイトルを最後に出すのはよくあるやり方なのだろうか?そういえば原作第二話の【スタンド・バイ・ミー】って題は使われなかった形になるし、今後どんどん違いも出てくるんでしょうな。楽しみ。