トランスフォーマー:リベンジ

asaibomb2009-06-22

トランスフォーマーリベンジ見てきた。吹替版。最高!燃えて笑えて泣けもした。終わって劇場出たら雨降ってたけどあと家戻るだけだしかまこっちゃねーと傘ささずズブ濡れでチャリこいでウヒョーいって帰るくらいに!
ちょうど前作が先週土曜に地上波放映されたのもナイスタイミングだったな。キャラとかストーリーも思い出せてよかった。プロモーションとしてもバッチリ。自分もちろん今回も見るつもりではあったけど、1000円なる日でも待つかと思っていたのだが、気分高まって週明け朝イチで行ってしまった(これもモーニング割引なったけど)。そのわくわくさんで描いたのが下の絵。

前作同様、キャラが出てきて変形(変身て言い方やはり馴染まない……)して、ていうだけでもニヤニヤしてしまうのだが、今回も冒頭から「アーシー」とか言っててたまらんかった。でもその後ほとんど出番なかったのは残念。全体的にキャラ増えて各々の見せ場が少ない感じはしちゃったかなー。メカの描写なんかが細かすぎて何やってんだかわかりづらいってのとも通じるかも。逆に言うと「兵器」としての集団戦、と見ることは出来たかも。人間(米軍)との共同戦線、てのも燃える図だし。前作に引き続き大活躍のレノックス少佐なんかもカッコイーなー。
前作からのキャラといえば、元セクター7のシモンズめちゃよかった!ここでこの男か!と驚きの登場から思いがけない大活躍!祖国に捨てられた男が、祖国の為にすることを見ていてくれ、みたいなこと言うトコ泣けてしまった。声優さんも味あるなー(藤原啓治レベル)と思ったらあの人チョーさん(たんけんぼくのまち)なのか。声優さんといえばテロップに勝生真沙子とか銀河万丈の名前あったのも嬉しくなったなー。
泣き所といえば、あとはサムが戦いに赴く場面でそれを引き止めた末に送り出す両親だなあ。ボロ泣き。
それとやはり、コンボイの死。あのやられっぷりは初代TFアニメ終了期に打たれた「グッドバイコンボイ」(という玩具展開があった)CMも思い出してぐいぐい泣いてしまった。帰ってソッコーあのオモチャ数年振りに開けちゃったぜ。しかして終盤に大復活を遂げるわけだが(ネタバレなんてもんじゃねーなしかし。今更だが)、その最後の戦いはちょっと短く終わっちゃった気したなあ。途中のバトルが激しかっただけにか。あれ?もう一暴れないの?みたいな。まあトランスフォーマーの戦闘スタイルって基本まず体当たりで始まってから考える(笑)って感じで、なぐるける多くて爆発ドカーンぼよよん・みたいなカタルシスに乏しいってのはあるんだよな。まーその格闘スタイルがいいんだけど。

そういえば敵のラスボス「フォールン」が誰?ていうハテナマークも浮かんだままだったかなー。最後ピラミッドどかーん突き破って巨大モードで大暴れ!みたいな展開が待ってるかと思ってたのも肩スカシぽかったし。その辺の巨大感はデバスター(デバステイター)が担ってたのかな。でもアレも建設車並んでおおービルドロンかー!とワクワクしてたらいきなり合体しちゃったの勿体無い感じ。一体ずつバラで戦った末に合体・巨大化って段階は踏まないのかー?!合体といえばせっかく軍隊ばんばん出てくるんだからコンバットロンとかも出してほしかった気もするなあ。ってこの辺の感想は元アニメノスタルジー引きずってるからってのは強いかしらんか。
ラストといえば今回はメガトロン&スタースクリームが出番少なかったなーと思ったら普通に逃走しちゃって、次回作あるのか!?ていう期待半分・物足りなさ半分かな。前作は「ひょっとしてまだ生きてる?!」ていう匂わせ感が丁度よかったんだけど。次あるとしたらやっぱユニクロンなのかー!?つか今回のラスボスってのがユニクロン(的存在)なのかと思ったら違ったしなあ。
あー、あー、なんだか、こうして書いてると不満いっぱいあるみたいだが、大満足の上での更なる欲望なのよ。つか実際の作品としては2時間超イッパイイッパイで飽和気味な位だったしね。なんせ小学生の頃にハマってオタク的要素を育ててくれた(笑)作品が20年たって最新の技術で、しかもマニア向け配信とかでなくハリウッド大作全世界ロードショー!てな規模で公開されるんだからテンションも上がりますよ。さーて次は字幕版で見るかー!

あっと一番上の絵はヒロイン・ミカエラでした。ずっとバタクサ印象の典型的なパイオツカイデージンガイチャンネーだったんだが、今回ちょっとかわいーとこあるじゃんと思いましたよ。そーだ女キャラといえば新キャラ・アリスがトランスフォーマーとして新しい形でなるほどこれなんかは「変身」て言い方に相応しいなと思ったんだが、アレって「プリテンダー」だったんだな。そーいやそーか。トランスフォーマシリーズ全体ひっくるめててドンドン期待膨らむなー。