COMIC1に向けて

asaibomb2009-04-22

コピー誌でき〜たっと。製本これからですが。んーペーパー程度のつもりが一応の体裁としてはA5サイズ12ページ表紙フルカラーという本になってしまった。新刊のオマケにします。仮にコレだけ欲しいって方いたら100円でお願いしますってことで。中ほんとチラシの裏みたいなネタメモですけど。でも表紙は描いてる内に楽しくなっちゃったよ。

ぺにおん!とかいって。下描きしてから気付いたんだけどけいおんてこんなんだったかもと思って見直したらそーでもなかった。ライトハンド奏法しゅっしゅっ!むけないチンコをむくんだぜ〜♪でもせっかくだから色塗り参考にしてみた。アニメってカゲ殆ど入れてないんだなーとかその程度ですが。どうせならソックリ真似てみても面白かったかなー。ペイモンとか?バスタならメタルアレンジでめたりおん!つって本家で既にDMCネタにしてるから弱いか。何が。あとコレなんかラノベっぽい。ロゴのせいか?最近マンガのセリフなんか含めて「富士ポップ」フォント気に入ってよく使ってますよ。慣れるとソレばっかになるのは悪い癖ですが。「小悪魔リリス」の方はとにかくドギツクなるよう心掛けた。若いコの感性ってのを勉強すべく……肯定表現として「キモイ」って言葉を使う感覚を理解できるようになれたいなー、とか、言ってる時点でダメか。
デザインの話といえば『idea』軽く立ち読みしただけなんだけどどーすっかね。インタビューとか興味深く読めそーな気すんだけど結局ノンセンスだからなーと落ち込むんだが、だからこそ頭で追える部分だけでも学ぶべき?

idea ( アイデア ) 2009年 05月号 [雑誌]

idea ( アイデア ) 2009年 05月号 [雑誌]

同人誌のデザインも取り上げられてるようなのでココで俺ライブラリーから心のベストテン第一位を晒すよ。【UROBOROS】(うたたねひろゆき)『革命(KAWA-INOCHI)』(1992年夏コミ42)。

中身は豪華執筆陣によるボンデージイラスト集で上質紙を使い表紙も革っぽい質感に箔押しきらめく大判本(A4)。絵も文章もタイトルもデザインもコンセプトも好き。更にこの本は同年4月にプレビュー本も出ていて、差込ペーパー(ここにも箔押しが!)によると

この本では各イラストを「素材」として捉えることにより本来持つ作品の方向性とは異なる、架空のイラストレーション、もしくは架空の雑誌ページを構成してみようと試みを行ってみました。(音楽で最近流行の邦楽の英語バージョンリミックスなどを考えていただきたければ解りやすいかと思います)
コピーワークと4ケ国の雑誌/文章からスクラッチした寓意的架空雑誌の世界をどうぞご一緒に御楽しみください。

とのこと。とはいえCGパソコンDTP当たり前の現在とは違う当時のこと、コピー駆使して作ったのかなーという紙面は今から見ると整然とはしていないかもしれないけれど、だからこそ雑然とした、ひょっとしたら異国的という意味で猥雑な魅力に充ちている、と言えるかもしれない。この分野(?)では『革命』にも寄稿している西崎まりの氏と松本淳氏のサークル【ナークツインズ】による各誌、特にモリタカ本(森高千里本ではなくモリタカ本!)は白眉なのだが、それはまたいずれ……。ほんとか?つーか前にも書いたか。も。
ちなみに上の写真にも写っている『革新(KAWA-ARATA)』は第二弾として1997年秋レヴォで出された本。執筆者はガラリと入れ替わり、『革命』と引き続き描いてるのは主宰うたたね氏の他は井上卓哉氏とE=MC2氏だけ、かな?狙いなのか単に交流の関係かはしれませんが。コッチは時代も移ってCHOCO氏や撫荒武吉氏がCGで参加してたりして興味深い(ハイエンド!)。また5年後位に第三弾やんないかなーと思ってたんだけどなかって残念だった。まあ丁度ウロボ自体うたたね個人誌ばかりになってった頃だしな。コミケ全体としても個人サークルが主流となりそれもまたネット世代と絡み、とか考えると面白そうなんだが、それはまたいずれ……。だからてきとーなこというなよ!
ところで。話が下世話に及んでしまうかもしれないのを承知で書く。『コミックマーケット30'sファイル』での対談によると『革命』は1500部発行だったらしい。その数は少ないとたつねこ氏なんかにもツッコまれているが、それでも増やした結果らしい。ウロボロスはこの回からA館に突っ込まれた、とのことだがそうなのか?(A館てのは当時行列整理する為に人気サークルを隔離していたホール)。俺は92夏1日目『ワンダフリャメガデス3』目当てで行った【STUDIO LOUD IN SCHOOL】(机3本6スペース合体!)に委託されてたのを買ったんだが。ウロボは2日目でA館じゃなかったと思うんだけど臨時スペースでも設けられたんだろうか?実際、次の冬コミではウロボ2日目のみのはずが1日目A館に臨時スペース(カタログにも載ってない!←俺ペンクラで知った・笑)作られてて士貴智志氏とか冨樫氏とかの本も全部まとめて売っててウハウハで買った覚えあるんだけど。ウロボロスはその辺から部数ガンと増やして95冬「『エヴァンゲリボン』では1万部にしたんですけど、開場15分で終わっちゃった(苦笑)」とのこと。す・ご・いですね〜(所さん)。
昔話うぜーよおっさん!と思われるかもしれないが、インターネットって新しい情報はドンドン更新・蓄積されるけど古い情報は案外弱い感あるしいいやね。そらまー元からデータ化されてる文章コピペするだけならともかくスキャンしたりわざわざ書き起こすのは仕事でも好きでもなきゃやらねーしな普通。晴海の頃の写真とか残ってねーかなー。