新貝田鉄也郎『女子ショー』

雑誌では追ってなかったから殆ど初見の作品ばっかりだったんだけど、なんか普通にエロマンガしてて驚いた。というか収録作品は2004年辺りからのシリーズ連載数本ずつ、という形っぽいが、ここ数年は思いのほかマンガ描いてたんだなあ。このペースなら毎年とは言わんまでも3年に1冊くらいコミックス出せるんじゃないの？と思わんくもない。したら今度はレア感が無くなる、なんて言われたりしてな。ずっと絵とかデザインに凝り過ぎて寡作って流れだったと思うんだけど、実際『調教師びんびん物語』とかでも数カ月続けて掲載とかあったようだし始まれば速いのかな？デジタルでグレスケ仕上げってのも肌に合ってたのかな。新貝田流のカラフルピュアガール（？）が映える。
カラーといえばカバー彩色：睦！MOOTAN！いやー付き合いあるのはわかるけど色塗り任せちゃうのかー。基本的に睦さんの方がアート系つーかシブ目な気するけどサスガのかわいさイイ仕事。新貝田っぽいライン（？）原色カッチリ派手っぽさにマッチング。
まだまだ宙に浮いてる作品やら途中やらの作品だけでも集めれば単行本1冊分位は余裕であると思うし色々デザイン関係の仕事も表に出たり出なかったりありそうだけど、いつかまとめて見られる日を心待ちにしつつ、今はこの単行本を楽しみたい。
あ、あと今回のタイミングでまた思い出したんだけど、サルまんにあった悪いペンネーム例のとろろいもとかひょっとこ一号ってのは新貝田先生の旧名とろろいも一号（サークルとろろいも）に関係あるんだろうかと気になって仕方ねえ。つって検索かけて見かけたブログ書いてる人の名前がシワクさんとか言っててまたビックリ。……くわしさん？（とろろいも四号）。

女子ショー (ホットミルクコミックス 282)