COMITIA86

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就活、ネイル、ウインタースポーツという毛色の違った3つのイベントが別ホールで開催されているのを横目にコミティアへ。今回も満腹満腹。グラッチェグラッチェ。よーしレビューっぽいことしちゃうぞー。
砂虫隼(乱痴気事務所)『もぐもぐ宴(Festival)』本開いた瞬間とにかく食べ物がおいしそうで即購入。絵自体の上手さに加え、全編から楽しい雰囲気と食べ物への愛情が伝わってくる。テーマは「ハレの日」メニュー。といいつつ冒頭から「お米大好きっ子の砂虫はそれが「握られている」というだけで「おにぎり」がスペシャルメニューになっちゃう人なのです」という通り(いい言葉だ)自分にとってのごちそう、といった趣。お誕生日の思い出とか。おやつ選びなども含めた遠足前日の高揚感に対しては「遠足はおうちに帰るまでが遠足です。そして、遠足は遠足に行く前から遠足です」とこれまたいいセリフ。文字自体も写植でなく手書きでかわいらしくこんな所も大きな要素だなーと、思う。ペーパーもB4結構ぎっしり字で埋まってるんだけど楽しく読める。
このサークルもう1冊『あ。ながさき』は長崎旅行記。当地での結婚式にお招ばれした年下の友達については「この子は砂虫にとって「刻み玉ねぎ」です(美味しいけど涙が出ちゃうの)」と素敵な表現で幸せを願う。ううむ。次回はもっと他の本もチェックしてみよう。スタンドまで使って何種も置いてあったので楽しみだ。机の上に色々並んでるの好きなんだよなー。それにしても特にコミティアで気になるサークルさんってwebやってない率も高い、ので今度忘れないようこうしてメモっておく。
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食べ物ネタもう1冊。たぐちゆうこ(STUDIO Whirlpool)&ジューシー楽丸(ゲーム部→)『にぎにぎおにぎり』おにぎりについて形や具や思い出やお試しメニューを漫画やレシピも込めて綴る本。装丁がまた良くて、白地に赤でウメボシ配した上からトレーシングペーパーに黒で海苔がかぶさる!おいしそう。
写真のお隣も色に目を引かれた1冊。ルイ(veranda→)『TwoTones』2色刷りイラスト集。全ページ2色刷りなんだけどそれぞれ色の組み合わせが違う(赤×青とか若緑×桜色とか蛍光ピンク×蛍光グリーン等々)、つまり実際はオールカラー印刷!?あーじゃねーや、中綴じ16ページの本で見開き2ページ単位で刷り色変えてるから8パターンか。すげげ。多色刷りってセンスが問われるんだけど見事。色については印刷会社基本番号付きでライナーノーツに記され、この部分もB5本の中にA5挟み込みという凝り様。「印刷物が、インクの色が、紙が好きでたまりません。」という前書きに表れた想いが存分に味わえます。思わずインクの匂いも嗅いじゃいます(変態です)。
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装丁に目を奪われたもう2冊。射倖(あさねプロジェクト→)『まる・ぃ』『TRI-TRY』丸い本と三角な本。コピーでハンドメイド。特に三角の方は「ぐるぐる回しながら見る本」ということで進行追ってるとルービックマジックいじってるような感覚に陥る。
他にもちろん普通に漫画として読んでて面白い本もいっぱいあるんだけど、手に持って眺めて楽しい本も多い。ほっこりする……まさしく『ほっこり帖』なんて本も買ったんだがコレ奥付にペンネームもサークル名も無いな……。ティアのサークルってそういえば古い本も置いてるトコ多い(ありがたい)から最新情報はペーパーで、てのもよくある。けど前にもコチラの本買った気するし会場ぷらぷら歩いてて見かけて手に取る、位で丁度いいのかもしれない。ほっこりする時間やおやつや本やについて描かれたこの本なんかを読んで、自分にとってはイベント行って帰ってこうして家でぼんより本読んでる時間こそが至福だなーとか、思う。
あ、あとイラスト系でもいっこ。本買ったらオマケっつーかこんなことやってますっつって電器屋さんなんかで配布されてる充電器の広告(?)のマスコットみたいの描いてる方がいて驚き&リスペクト。ソレはいわゆる企業系の無害キャラみたいな(笑)んだけど、同人は全然違くて、っても別に猟奇系とかそんなんではなくフシギな感じで天然なのかなーと思ってたんだけど、実はすごい計算の元にやってるのかも……なんていやらしい考えを起こしてしまいました。いやまあ意図より内容が第一なんだけどね。
オマケといえば2箇所でお菓子もらったなあ。しかも飴とかじゃなくてサブレとパウンドケーキ(?)。ハロイン……ではないよな。いいけど片方は50円の本1冊買っただけなのに本より高くついてないですか(笑)。一通り買い物終わって外出た時に早速ありがたくいただいてしまいました。DECOチョコまたやろっかなー。
そういえば今日はペーパーだけだった上蓮さん(drill'n' girl→)(本オチについて「すみません。アイムソリません」ての笑った)、夏コミで初めて買ったら本のネタに合わせてミルキー飴くれて溶ける前にとっとと食ったこと思い出した。その時のコピー誌2種すげえ上手くてかわいくて面白くて(いぬぶろさんなんかに近いものを感じた)、まさしくティア系な愛でて楽しいテイストだなーと思ったんだけど、エロで単行本も出てるっつーんで『大人ごっこ (別冊エースファイブコミックス)』買ってみたら、意外なくらい同人と近いノリで、もちろん上手くてかわいくて面白いんだけどこういうのは200ページみっしり見せられるより寧ろ20ページ位でゆる〜く見たいなーとか感じてしまった。値段的には言うまでもなく商業誌の方がお得だったりするんだけどね。実際ティアでも総集編なんかで100ページ位あるような本とか、コストパフォーマンスよくても手を出すの躊躇うこと多いからなー。
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あーあとそーだ今回は買いそびれた所も今後の為にメモ。【ボス・スピアマン事務局】。完売してても見本誌見たら気にならなくなる本も多いけどコチラはメチャ上手くて機会を改めて欲しくなった。
よーしモリモリもらったし冬に向けてボクもがんばるぞー!というわけで他人の絵ばっかりもなんだし最後に自分の絵も載せてみた。唐突すぎ。創作じゃないが。模写だが。杉浦さんちの太陽くん。イイ体してんなーとか思って。いや別にそういう意味じゃなくて(そういう意味でもいいけど)。
あ、もいっこ。いわゆる萌え系とかでない(言葉は悪いが)地味系なサークルさん見てる時『鈴木先生』の関先生のセリフ思い出して汗かいた。「小川さんみたいな娘はね…どの世の中でも結局男にモテるのよ…どんな男たちにモテモテかわかる!?…世の中の他の男どもは元気印の明るいカワイイ子だのちょっとワルでいきがった子に夢中だけどオレは違う!地味で暗くて誰も気づいてないだろうけどオレだけは彼女の良さに気づいてる!そんなふうにカンチガイした男がね…実はクサるほどたくさん…キモチ悪くコッソリと彼女をヒソカに想ってんのよ。あなたも――そんな中の一人に過ぎないワケ!」……怖っ!言うよね〜。