デパートメントH 2099@鶯谷東京キネマ倶楽部

asaibomb2008-06-07

イベントが混沌すぎるのでその前に。
【みんなのファッションクリップ マイクロ】()内new balance×Cutie Pai@大阪くいだおれ
おしゃれサイト!こういう方向にも切り込めると拡がるんじゃな〜い?公式サイトから告知しないのもわざとなのか?個人的に「街で見かけたオシャレさん」スナップ大好きなのでブクマる。そういや関係ないけど暫く滞ってた【メガネマガジン:理想の匠】()も3月から順調に月イチ更新してて嬉しい。
それはともかく!この写真はいいなあー。久々にきクぜ(TENMEI)。オーバーニーとかってあまりにもオタク的コスプレ的すぎて引いちゃう時もあるんだけどキューティーパイのコンセプトなら敢えてアリ。これレギュラースタイルにしちゃってほしいなあ。new balanceとも契約結んだりしたら面白いよね。まあしたらしたで不自由も生まれるのかしらんけど。CTPモデル出たら買うよ!あ、絵はアミーゴす。FREE FREE/SUPER MUSIC MAKER(DVD付)
さて。本日は24時openということでウドン喰ったりフロ入ったりロッテ戦ラジオ聞いてて中学生日記見逃したり(来週は精通話なので忘れるな!>俺)してから出発〜。オールナイトは望むとこ!とはいえこのイベント凄まじすぎ。
http://www.dept-h.com/top.html

日本の夜遊びの場の殆どは「酒を飲む場」か「踊れる場」のどちらかであり、酒も踊りも苦手な人のためのクラブを作るというのがこのパーティーの基本理念である。面白いパーティーとは素晴らしいハコやDJに頼るのではなく、そこに集まってくる人が面白くなけらばならない。
デパートメントH。東京のアンダーグラウンド・スターなら一度はそのステージを踏んでいるアンダーグラウンド・エンターテインメント。デパートメントHの客はドラァグクィーンや女装者、ドレスアップした衣装系の客が多い。女装者が多いことを筆頭にここにはゲイメン、レズビアン、SMなど様々なセクシャル・マイノリティが集まっている。
他のクラブと違いここではDJの音響が低い。会話できる事を重要視しているからだ。また、キャバレーの様に20分程のショーが半ダース用意され、ドラァグ・レヴュー、キャットファイト、ストリップティーズ、SMパフォーマンス等アンダーグラウンド・スター達の発表の場となっている。ロンドン、パリ、ミラノ、アムステルダムトロント、NYのアンダーグラウンド・スターがステージを盛り上げたこともあった。 ステージで繰り広げられるショーに見入るのもいいが、最も正しいこのパーティーでの楽しみ方は、ステージを無視しつつフロアーの後ろの方で見知らぬ、だが面白げな客とダベる事にあるのだ。

ごくり……。ビビリつつ会場に着くとキューティーマニア見かけてホットもっと。うさ山さんに頂けた(おかげで割引!感謝!)フライヤー見たらCutiePaiの解説もちゃんと心得たキャッチフレーズ付いててちょっと安心。「太陽の光を浴びて光線発射」とかそんなだっけか……受付で渡しちゃう前にメモっときゃよかった。
中に入ると演者は元より客も半数以上は何かしかのコスプレな勢い。女装とかパンイチとか当たり前!つーかこぼれてるよ!……これは……閉鎖空間だから許されるんだよな……という光景が繰り広げられるのだった。村上龍の小説みたい。それは追々語るとして、25時近くから始まったステージは早速10人以上のマッチョメマンが次々に女装者(きれいな人から100kg超まで)をお姫様抱っこしたり、キャットファイトが行われたり。そしてCutiePaiは26時に登場。
代替文
どう見てもアゥエー。しかしまるで動じないパフォーマンスに感嘆。【Hello!! Cutie Pai】で風船投げ、【ノン・ノン・プレイボーイ】【ミュージック・ランデヴー】最後に【小っちゃな翼】てのも鉄板。若干物足りなくはあるが仕方あるまい。でも3人下がる時バックに【美人形】かかったのは高まった!そういや108recordのサイト更新されて試聴も出来るんで改めてリンク→
あ、絵は別に今日の様子ってわけじゃなくて(衣装はコレだった)new balanceもいっちょ。肌色塗りたくて素足にしちゃった。肉々しい。こーわさんリスペクトって感じ。チッチの左足デッサンおかしいね。そもそもこんなポーズ可能かしらんが。それにしてもやっぱCGだと「塗る」って感覚弱いな。カラーインクとか使いたい。
そっから更に繋いでた曲もかなりゴキゲンだった。ナイスDJ!その流れで曲に乗せて緊縛師が全身ビニール(ラバー?)のM女を紐で縛り上げクレーンに吊り下げ大回転!の技は見事だった。匠。
その後は告知コーナー。最初CutiePai呼び込まれたんだけど、進行役のドラァグクィーンも赤青黄の3人だったんで「使用前使用後って感じね〜」とか言ってて笑った。「あなたたち後5年これ続けられたらホンモノよ、カンチガイした者勝ち!」とも言ってたがCutiePaiが2001年結成と知っての発言か!なんつて。でも実際マジで気に入られてたのか、7月15日?だかにあるイベントにも出て欲しい〜って話になって、その場でまゆちゃんが舞台横のマネージャー伺って空いてるってことでキマリっぽかったのがイイ場面だった。それからは各種SMショップやら何やらゾロゾロ舞台上がって告知タイムが1時間近く続いたんで脇で寝たりもしてた。
最後にステージ務めた【情念】ていうグループがこの日のメイン扱いだったのかな?歌とダンスで楽しげだったんだけどボーカルが常に自信無げでなんだか可笑しかった。
総括としては非常に濃くて面白いイベントだった。そして、客側にも色んな人いるだけに、ステージの上が際立って輝いて見えた。単なるキワモノってだけでなくエンタテインメントに昇華してるってのがね。進行役の人もすごく気が利いてる感じだったし。いや、客として来て自己満足で女装したりも全然オッケーなんだけど(少なくとも普段着の俺よりはよっぽどイベントに合致した存在だ)。でもぶっちゃけ見たくないのに目に入ってキツイ、て瞬間は何度となくあったねん。ちんことか。いやー……世の中には色んな人いるんだなー……って。そういう人達がこの「場」でだけ好きなようにやってる、て構図はコミケとも通じるよなーと、まとまりました。
あ、あと放浪息子とかね。