俺の胃薬係数はエンゲル係数を凌駕している

初め気になった若冲展やたら観覧料安いなーと思ったらどうやら千葉市美術館収蔵作品のみでまとめたらしく、メインはもうイッコの方だった模様。ドッチも楽しめてよかった。てことで。
「都市のフランス 自然のイギリス〜18・19世紀絵画と挿絵本の世界〜」@千葉市美術館。
入ったらちょうど学芸員さんのギャラリートーク始まったところで勉強なったー。いいよね。学芸員て。ふみちゃんキャラっつーか。憧れる。
それはともかく挿絵ってことで版画なんかも多かったんだけどドレ凄まじー。ガン見。常々漫画原稿なんかでも複製モノには興味薄い自分だがコレは別格だった。カケアミとか点描の参考にもなるなー。版木もまた買ってきたので彫る際には普通のイラストと違う表現に注力してみよう。砂絵もそうだがどうせなら違う味に出来てみたい。ドレは油絵もあってすごい上手かったんだけど「版画の名声が邪魔して皮肉にも絵画は評価されなかった」てのは哀しいもんですなあ。
あと挿絵ってことでミュシャとか(関係ないけど武者ガンダムミュシャ風に描いてミュシャガンダムってのはどーかな?何が?)。それとこの前オルセー美術館展で気になったフェリックス・バロットンて人の挿絵もあったんだが(同一人物でいいんだよな?)やっぱポップつーかコミック的と言っていい位だったなあ。ググっても見付からねーと思ってたが英語(じゃねー仏語?)で探ればよかったみたい。ので画像検索→。他にコンスタン・トロワイヨンて人の絵もポップでよかったなあ。お。栃木県立美術館のサイトに載ってるな→。そーいや今回の展示は殆どが栃木県立美術館の収蔵作品らしい。うーん栃木いた頃は知らなかった。
若冲とその時代 Jakuchu♥ and His Age」@千葉市美術館。
ハートマークかわゆす。美術館とかよく行くようになって気付いたけど新聞社主導の有名展みたいのじゃなくて各美術館独自にやってるようなのも面白いもんなんだなっていう。コッチもギャラリートークあって、その学芸員さんが展示作品選んだりしてたようだし。またよろしく。