池袋下北沢

asaibomb2007-05-19

同人誌と表現を考えるシンポジウム()@みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)←どーでもいいけどこのネーミングはCCレモンホールと同じライツ?。
ちと迷ったのだがこーいうのってレポート上がったら読めばいーかとか思ってても忘れたり頭に入らなかったりするので(俺はね。映画とかもテレビでやったら見るかーとか思ってても忘れたりちゃんと見てなかったりするので)直接見聞するべく行ってきた。細かくはヨソの報告やら周って確認するとして、印象強かった点をメモる。
第一部。「今、どうなっているのか?〜現場からの発言〜」てことで、パネラーは即売会サイドからコミケ、シティ、コミティア、同人誌書店から虎の穴、メロンブックス、そして日本同人誌印刷業組合、それぞれの代表。
まず第一印象、特に公機関に対する際って外面とかってなんだかんだいって大事だよなーって意味で、緑陽社の社長カッケー!とか思ってしまった。ナイスミドル。対して赤ブーブーの武田氏なんかはよくもわるくも「コッチ側」って感じなんだな。まーそーいうもんだけど。やー俺なんかも権威とかに弱いからね。第二部の話になっちゃうけど、弁護士とかそれだけでビビっちゃうっつーか(自分は形だけの法科卒だしな。ヘケケ)。今回のシンポジウム自体も、内容は当然として「ちゃんとやってますよ」って表に向けて発するって部分もあるんだろうし。
全体としては性表現に関する部分が主題。警察とかってのは「なんだか得たいの知れないものには警戒する」ので、性描写なんかに関しては印刷所、即売会、書店、それぞれの段階でチェックしている、といった辺りをアピールすると納得してもらえるとか、まーCOMIC1トークライブの延長みたいな感じで。中でちょっと面白かったピックアップとしては、同人誌も責任の所在がハッキリしていれば疑われにくいって意味もあるのでサークルには奥付を書いてほしいって話で、最近は住所とか書かないのが普通になっているがせめてURLやメアドは載せてほしいと、そこで緑陽社さんが「英語が並ぶ中で漢字が入るとデザイン的によくないのか、印刷所名を書いてくれない……」つって市川さんに「グリーンなんちゃらとか名前変えればいいんじゃ?」て言われて苦笑、とか。あーあと女性向だと猥褻問題なんかは対岸の火事的に見てる人が多いので逆に修正が弱かったりするっつーことに気付いたのでシティでは18禁表示用のカードを用意してる(参加要項に同封してるってことかな?)とかって初めて知ったわー。それは思いのほか浸透してるっぽいんだけど、カードのデザインが良くないから自分で用意したいってなサークルもあるとかってのはちょっといい話だなーと思った。
第二部。「どうすべきなのか〜有識者討論〜」有識者!つーわけで評論家諸氏と弁護士、精神科医。コッチもおもしろ抜粋。エロ本が犯罪を助長するのか?っつー話で、精神科医の先生が「逆に、「二次元だけでいい」と言う人もいて寧ろ心配」とか。あーそーいや1991年の有害コミック規制の時期って俺なんかだとギリギリ後追いなんだよな。90年冬コミの後で幕張メッセが使えなくなって晴海に戻った、丁度91年夏コミから行き始めたので。規制キツかったとかってのも、最初の時はエロ本は買ってなかったんで実感ないしなー。
あと質疑応答とか。回収した質問用紙の他では毎日新聞の人が質問してたけど、そーいや毎日ってまんたんウェブやってるしオタク分野に強いのかしらん。関係ないけどスポニチ好きですよ。
まとめ的な話では、全国に7万とかもっとサークルある、紙メディアでこれだけ創作している国はない、この裾野の広さがオタクコンテンツの充実に繋がっているとか。それと、ガタケット坂田氏の米沢さん話、刑法175条でも明確ではなかった部分に細かい法律で枠組が出来ていったり、日本の文化の特色でもある曖昧さという部分が失われていっている、とか。その辺にグットきましたよ。
はて。段分けて書くつもりだったのだが予定狂ったのでココに書く。シンポ終わったのが17時前。夜までの時間に久々コミケットサービス行くかとシモキタに着いた俺を待ち受けていたのは休業のお知らせ……ちょっ……orz←リアルでこんなった。膝から崩れ落ち(オタクはオーバーアクションだから)。新装開店は7月らしいので夏コミ後にでも行ってやるう。仕方なしシモキタ散策しようにもどうにも落ち着かず。肉屋のコロッケは売切だし。コンビニ最高!(ヤケ)。あーディスクユニオンは行けばよかったな。忘れてた。渋谷に移動。
あ、絵は全く関係なくあーさん&ふーさん。さくらももこっぽく狙ったのだが存外難しいんでやんの。小池徹平の写真集も買ったのでもぞもぞカいてるのだがそーいうのはあんまり表立たすもんじゃないかな?