そう言った舌の根も乾かぬ内に(with wet tongue)

京都行ってきまった。そういえば6月の鎌倉行もサンクリ一週間前だったような……俺は逃避癖あったのか?主たる目的はコレkmf2006()。昨年の田中知之/Fantastic Plastic Machineメジャーデビュー10周年記念イベント「FPM10 KYOTO CLUB CIRCUIT 2005」()をエポックにもう二組の京都出身アーティストKYOTO JAZZ MASSIVEMONDO GROSSOをメインに据えクラブに留まらずKYOTO MUSIC FESTIVALとして盛り上げようってなことで、そーいや夏フェスとか行けてないし秋フェスだーと。行きは新幹線で帰りは高速バスもいーかなーでも夜行のみで千葉との間を23時発8時着ってちょっと今回に関しては使いづらいかなーとか考えてる内に翌日の夕方に仕事入ったので、否応無く朝イチ新幹線に決定。どこのジャパニーズビジネスマンかよって感じですが。電車代でサマソニ行けちゃうよ(笑)。
てなわけで9/22(金)昼過ぎに京都へ。前回の京都2004年曽我部恵一無政府主義的恋愛ツアー@磔磔を思い返すと二条城の開場時間に間に合えてなかったので今回リベンジ。しかも丁度本丸御殿も特別公開中ってことでとっくり見てきた!他の観光客の案内してるガイドさんの説明とか聞きつつ。二の丸の方は修学旅行で行った記憶が微かにあるな。廊下の床下にウグイス軟禁されてた。それにしても学生諸君は眩しすぎるよ……。そいから東本願寺もちょっと見てきた。壁に生れてきた意義と生きる喜びを見つけようって書いてあった。
17時。kmf前哨戦KICK OFF PARTY@新風館。タイムテーブルかぶってて本チャンでは無理かなーと思ってたライブアクトがまとめて少しずつだけど見られて良かった。ジャンルもばらけてて楽しい。supreme sound recreationはこーいうのミクスチャー系って言えばいいのかな?バンドにターンテーブラーいてボーカルじゃなくMCだった。この手の聞くたび曲は良いのにラップじゃなくて普通の歌だったらもっとハマれるんかなーと思う。
RAM RIDERはデスクトップミュージック。やっと見られた。やっぱり野外よりフロアの方が合うかな。
井手麻理子は女神と書いてディーヴァ系?カバーもオリジナルも良かった。
佐藤タイジ(THEATRE BROOK)は弾き語り。ネットリしてた。しかしてこのイベントはショッピングモールのオープンフロアで買い物客を含めても少数客がもぞもぞ聞いてる感じだったので、タイジ氏「この状況で乾杯も無しに(シラフで)やるの違和感あるな。これはオーガナイザーに文句言ってるんだから」とかなんとか言ってたが、更に3曲終えたところで後説も無しに「拍手が小せぇんだよ」とか言い残して去ってしまった。あー……。気持ちはわかりますが……。ドン引き。司会が慌てて告知とかして終了。
そうそうイベント始まる前だったけど武田真治も出てきた。うおおサプライズと思ってたらいしだ壱成DJ DRAGONも出てきて「11時からライブやるんで来て下さい」とか言って掃けてった。普通に横の通路から帰るもんだからウワー芸能人だーとかミーハーなってしまった。夜への期待が高まった。
その前にお腹も空いたので京野菜ダイニングとかいう店に入ったはいいものの先刻から頭痛してきてあんまり味わえなかった……(関係ないけど頭が痛くなるたびAKIRAゴッコ鉄雄ゴッコしてしまう)。もっと色々食べたかったんだけど。二条城前に飲んだ発泡酒が原因だろーか。やっぱ俺ビールだめかも。ビールじゃないからか?そんで暫くベンチで寝。浮浪者に優しい国で良かったな。ようやっと回復しイベント始まる時間なったので最初の目的地へ。
《METRO》ここはクラブつーよりライブハウスって感じなのかな?入るとMITSUU/村田充DJ中。最終的にこの日のDJでは一番好みだったかも。特に知ってる曲かかるとかってワケではないのにすごいなあ。DJ見てると解放の快感には前提として「溜め」が必要なんだなーとすごく感じる。え、この人俳優さんなの?『仮面ライダー響鬼童子役?へええビックリ。
フロア温まり人も増えてきたなーと思ったところでBLACK JAXX登場。文句なしにかっこよかった。鳴る唄う踊る煽るハズムリズム!(パフィー×スカパラのライブ見たいなあ)。湿気でキーボードいかれたとか言ってたぞ。そしてスペシャルゲストSILVA姐さんキター。DJとしても出てたみたい。「昨日みんなで作った」とかいう曲唄ってた。あともう一曲は聞いた憶えあるよーな、なんか持ち歌でヒットしてたやつ。シルバってCDのジャケが安野モヨコ)っていう印象しか無かったけど生で見るといいかもって気がしてくるね。あれベスト盤なのか。買ってみよかな。当時どちらも苦手意識あったが今モヨはイケるし。やっぱ歌モノは強いね。そーいやタイムテーブルの時点でもゲストあるよーなコト書いてあったからひょっとして忌野清志郎なんじゃねーかとか思ったがまあ無理だやね。その後もサタデナイ!とかいって最高潮。そんで終ったメンバーが客の間抜けて帰るもんだから潮が引くようにギャルがついてってた(笑)。俺も移動。
LAB.TRIBE》着いたら入場待ち行列!まーケツメイシRYOJI→FPMって流れだし一番混雑する時間帯だわな。やっと入ったら丁度交替するところでケツメイシの曲FPMリミックスかけてRYOJIが生歌入れるって盛り上がらないわけがない。勿論FPMも外さないのだがフロアとしては最大っぽいココで身動き取れない状態はキツすぎるので移動することに。その前に本当にあった怖い話。トイレで待ってた個室開いたーと思ったら中から出てきたのが女の人だったですよ。男女一緒の便所なわけではなく、すわ間違った!?と焦ったがそーでなく、女子トイレ混んでるから仕方なくコッチで、という様子でもない。そういえば一瞬前に同じ個室から男が出てきたような……。これはつまり……。都市伝説みてーなことホントにやってる人いるんだなあ。恐ろしいですねえ。今度はクスリやってる人に会ってみたいな(やだよそんなの)。
《METRO》へ戻るとKYOTO JAZZ MASSIVEスピン中。この人もずっと気になりつつ聴けてなかったんでイイ機会。と言ってもDJっていつ本人の曲かけてるかわかるわけじゃないからイカントモシガタシ。まー雰囲気つかめるっつー部分はあるかもだが。つーかですね、このイベントではタクシー会社の協力で各会場を結ぶ無料シャトルバスなんてのもあったんですが、待つのカッタリーなーと思って徒歩移動してたら疲れちゃって。座ってグッタリよ。ああでもこのkmf、フェスを名乗ってるだけあって複数会場に渡るってことで、リストバンド付けてれば出入り自由になるっていうのが何気に有難かった。ちょっとノド渇いたからってカクテル500円とか無理に買わなくても外でコンビニとか行けちゃうってすごい便利よ。そんなわけで体力回復を待って最終目的地へ、ここでやっとバス使ったらスゲー楽。早いし。最初から乗るべきだった……(アホ?)。
《世界WORLD》フロア規模としては二番目っぽいけど建物自体はやたらデカイっつーか思くそ繁華街だったなあ。周りホストだらけや。そーいや会場内でも深い時間になったらやたらスーツボーズ目に付いたなあ。金融系みたいな(ウシジマくん?)。てことで中に入るとMONDO GROSSOで大混雑。がしかしエアコン通風孔の真下スポット発見!(カゼノトオリミチ)。動きまくっても汗かくそばから冷えてく不思議!体に悪そう!ずっとそこいた。
そうしていよいよもってSUGIURUMN登場。いつもどおりアゲアゲの中、【SWEET AMAZING】でLoriFine(COLDFEET)生ボーカル!COLDFEETもライブアクトしてたからひょっとしたらあるかなーと思ってたら来た。てかモンド・グロッソの曲でもロリ・ファイン唄ってるのあるけど。
んー大満足じゃった。スギウラム終って5時近く、一応イベントは6時までなってるけど駅へと向かい、始発新幹線で帰りましたとさ。さあまた京からがんばりましょう。