いざ鎌倉

asaibomb2006-06-10

志村貴子本は発行をサンクリから夏コミに順延。あいやー。ゲストさんの原稿ほぼ揃った状態で(ほぼ?)それだけは申し訳ない気持ちなのですが(だったら放浪息子5巻出てから描かせろよ!みたいな)、モロモロ考慮した結果のいわゆる戦略的転進っていうんですか。単純にページ数多いってのもあるけど、ちょっと落ち着いて向き合いたいなと。まーぶっちゃけ夏コミおちてたら無理してでも出してたと思うんだけど。今夏はバスタ本コピーにしようとしてるからって理由もあったり。どーも最近つーか前からかもしれんけど慌ただしい仕上げが続いてた気がするので、じっくりじわじわやりたい。サンクリでは予告本つーか準備号つーかペーパー代わりのタダ本でも作りま。とりあえず『青い花』マンガから抜粋→
とまーそんな状況で、鎌倉に行ってきやした。コレもね、本の中でレポートみたいの描くかっていうネタ的な意図もあったんだけど(勿論それが主眼てわけではないけど)、ズルズル原稿ひきづる形になってたので、入稿終ってから夏コミ前に行くかという選択と迷いつつ、梅雨入り前の(もう入ったんだっけ?)快晴に誘われて思い立ったが吉日とばかり。ところで鎌倉って小学校の修学旅行で行ったハズなんだけどサッパリ思い出せない。その失った記憶を取り戻すべく僕は……
さて。参照&参考に『青い花』とか『鎌倉ものがたり』とか持ってくかとも思ったんだが、それもスマートじゃないかなと、ポケットを空にして〜(坂本真綾)移動中の友に梶井基次郎檸檬』だけ携え。ハマル感じ。それにしても総武・横須賀線一本だとラクなもんだ。鎌倉に着いてからは江ノ電、大仏、鎌倉文学館吉屋信子記念館、ミルクホール、鶴岡八幡宮と、『青い花』及び『敷居の住人』スポットを中心に散策。そこかしこで「あーあのシーンのー」とか重ね合わせつつ。あとツラツラ思ったことを垂れ流します。
大仏■アジカンのジャケイラストって仏ゾー入ってるよなあと思い出したんだが(『崩壊アンプリファー』とか)、そういえば中村佑介氏のホームページのタイトルは「檸檬通り」だった■バスタードでダーク・シュナイダーが神の封印空間から抜け出すのに必要な力「56億7千万テラ・アーデルハイドの光エネルギー」ていうのは釈迦入滅56億7千万年後に弥勒菩薩が現世にウンヌンていうのから取ってるんだろうけど、その数字に意味を持たせているのか単にメタル用語を使うのと同様なお遊びなのかわからない。ソレ言ったらD.S.が400歳(イコール大破壊から400年)ていう数字もそうか……。
文学館■涼しい木立、芝生にバラ園、海を望んでそよぐ風。なるほど素敵だ。あと貴族階級ってものを感じた■生原稿アツイ■三島由紀夫『春の雪』の別荘のモデルにもなったと知り読む時の楽しみが増えた。
ミルクホール■すげえ奥まっててビビッタ。ジャズの流れる静かなお店。なんとなく渋いおじさんがやってる風景を想像してたんだが(執事喫茶とカブッタのか……)普通に若い人がいた。つーかバイトか■バールームでホームパーティーも開けますとのことでミュージックマシーンミーティング#1思い出した。アレは原宿のカフェ?だった■『ミルクホールタイムス総集編』()買った。いい本。それによるとオープンは1976年6月18日。ちょ!来週じゃん!損した気分(?)■♪サイダーのストローに細い指からませて〜(サニーデイ・サービスあじさい】)と言いつつ飲んだのはアイスコーヒー。そうそう紫陽花が花盛りだったよ。そういえば『東京』ってアルバムは自分の中で初夏〜梅雨のイメージ(関係ないけど5月は堂島孝平ってイメージ)。しかし【東京】は脳内再生しようとするたびに♪東京の街には〜って出だして違うソレ【太陽と雨のメロディ】だった、と気付く。紛らわしいんじゃ!(逆ギレ)。『MUGEN』といえば【江ノ島】って曲もあったか。
そしてミルクホールが協力している寺山修司の舞台(て言い方でいいのか?)も今やってるつーのでちょっと惹かれたんだがさすがに両国までハシゴする体力はなかった。結果的に雨降ってきたので正解だった(いやフトン干しっぱで出掛けたもんで)。そーいや萩尾望都トーマの心臓』も舞台やってるのね()。見てみたいなあ。
どーでもいーが「本」延期に決めた途端ダラけてねーか?!ダイジョブか!?いやおかげで鎌倉インスパイヤも浴びてきたので改めてがんばるますよ!というわけで次週は田園都市線みどりちゃんケツにザーメンひっかけられツアーをお送りします。……気持ち悪いなんて思わないで……。頼むよ。