青い花のポップ!

asaibomb2006-01-19

ギャオーー!!→。ああっ。ああっ!もうっ。はふぅ……。
矢も盾もタマラズ取る物もトリアエズ描いた。そう、前回エントリで「自分にとって絵を描くという行為がいかに大きい意味をもつか」とカタッたわけですが、ソコに至らせてくれる刺激物の存在にもサンキュー&リスペクトなわけです。女は思わず描(カ)きたくなるようなのがいいね(B’z【FRIDAY MIDNIGHT BLUE】)っちゅーこと!や、女っつーか、漫画でも小説でもスポーツでも誰かでも何かでもいーんだけど。カットなってヤッタ、てやつだ。そして今オレを震えるぞハートさせてくれる代表が志村貴子作品であると。実際イラストなりマンガなり見てはウヒャ〜とかぐぉおとか悶えまくりですから。ついで言うとネットならハラカズヒロさん所()なんか開いてトップ変わってたりするたびモニタ前でうへぇ〜ってひれ伏すし、あとちょっと違うけど原稿やっててな〜んかノらねーなーって時なんかは多田由美の単行本とか画集とか見るとムクムクくる。ってあー!上の絵あーちゃんのパッチン止め忘れたあー!編集氏のコメントにあるしこれポイントだなーと思って最後に入れるはずだったのに……衝動に任せてとはいえ今日はいつもよりは丁寧に描くつもりだったのが……うう。オレのバカ……。
それにしても志村さんは本当に楽しそうな絵を描くなあ。今回のポップにしてもロゴとか色部分に乗せてる白ヌキ模様とか、そういえば虎の穴のフリペでおお振りのイラストコラム描いてた時も画面構成イーなーと思ったんだよなー。結構細かい仕事あるよなあ。……先生……画集が欲しいです……。頼むよ。
せっかくなのでもーちょっとかく。『放浪息子』の影響で『赤毛のアン』読み始めたわけですが、いやーコレいーすわ。素敵なセリフが盛り沢山。「アン。寝室というものは眠るためにあるのだよ」「あら、それから夢を見るためでもあるわ」とかもう。ああもう。フルバの「雪が溶けると何になる?」「水だろ?」「春よ」っての思い出すな。こー、明るく元気なコが真ん中で好き勝手絶頂ワーイってやって(るだけなんだけど)周りの(ともすると凝り固まりがちな)人々も思わず知らず笑顔になっちゃってるっつー構図にホトホト弱いんすよぉお。ぐすんぐすん。今で言うとまさによつばと!がそーなんだけど。そんでその周囲、みなしごアンを養うマリラ&マシュウさんがまたイーんだな。家で引き取るかどーかっつー話で「あの子がわたしらに、何の役にたつというんです?」「わしらのほうであの子になにか役にたつかもしれんよ」とかああもう。いい大人が出てるのっていいよね。放浪息子でも親達だったり、一番好きなのがユキさん&しーちゃんが修学旅行前ファミレスでしゅう君&高槻さんと話してる場面「へこたれていじけた子になっちゃだめよ。ふたりともとってもいい子なんだもの」ココのしーちゃんの表情がもぉすんごい好きで。いい兄ちゃんて感じ(普段がチンピラっぽそーなキャラだけに)。そっから淀みなくささちゃん&千葉さんが合流する構成もメチャクチャ上手いしなあ。
そーかーしゅう君や千葉さんはこんな素敵な本を読んで育っているのね……。俺なんか小学生の頃はホームズシリーズにハマッてアルセーヌ・ルパンとかに流れた程度だったなあ。やがて少年探偵団から東映ドラマ、おもいっきり探偵団覇悪怒組などを経てシュシュトリアンとか……オタク深化の一途を……。関係ないけど大きくなってから少女漫画とか嗜むよーになると「うへえ!女の子は小学生からこんなの読んでるのかよ!」とか思いますね。メンタル重視っつーか。しかし俺アンちゃんは仕事行き帰りの電車の中で読んでるんだが(基本的に寝ちゃうんでちょびっとずつだけど)この多幸感にやられてまた泣きそーになって読めなくなっちゃうよ。
そーいや割と母親って存在はアンとかよつば的キャラじゃないすかね。そー思えるよーになってからサザエさんが許せる気になったんだ。