2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

エーリッヒ・ケストナー『飛ぶ教室』

おとなというものは、どうしてこうも、けろりと、自分の子どものをわすれて、子どもだって、ときにはずいぶん悲しく、不幸なことだってあるのだということを、まるでわからなくなってしまうのでしょう(この機会に、わたしはみなさんに心からおねがいします…

ガールズジャンプ、まんがタイムきららキャラット

■ガールズジャンプ 志村さん目当てではあったが、全体的に満足度高い雑誌だった。女性作家ばかりといっても硬軟とりまぜてバランスよく、多くの作品がパッと見で読みたくなり、実際しっかり楽しめた。 志村貴子『娘の家出』。やっぱこの方はコミュニケーショ…

ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』

ヒットラーとのこの和解は、回帰というものが存在しないということに本質的な基礎が置かれている世界の、深い道徳的な倒錯を明らかにしている。なぜならばこの世界ではすべてのことがあらかじめ容認され、あらゆることがシニカルに許されているからである。 …

春と夏

5/5コミティア100と8/14夏コミに申し込んだ。 右のはティア用だけど、しばらく百合系の本やる時は『ゆりゆり帝国』ってタイトルに統一するのもいーかなって。エロ研みたいなキラーコンテンツになれたい!つって。毎回テーマ変えつつ、とか先に設定してると大…

ショーロホフ『人間の運命』

仕事から疲れて帰って来る、時によると、鬼みてえに意地悪い気持ちで帰って来る。ところが、あれは俺が乱暴なことをいっても、決して乱暴な返事なんかしやしなかった。優しく、静かで、一生懸命ひとを楽に落ち着かせようとしてさ、少ない金でうまいものを食…

賀正

あと、冬コミで初めて買ってみたカスガソウイチさんの本をヒントに、頬の照りを一旦線トーン化するのを試しにアクション作ってみた。まだ微調整いるかも知れんので現在の設定をメモっておく。 斜線部は黒30%を線数30角度120のラインで二階調化、グレスケに…