2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アニメ放浪息子第3話、アニメーションガイド

#3 ロミオとジュリエット 〜Juliet and Romeo〜 今週は出先で見てたのでメモとったの箇条書き程度に。 今回はいい改変が目に付いた感じ。インゲンのスジとりとかマコちゃんの「はい日陰」とか声変わり前の録音にケータイ使うとか。 瀬谷くんの声がかっこい…

志村貴子『ラヴ・バズ新装版1巻』

カラーページ再現で復活!は嬉しいが旧版のカバー折り返し著者近影が消えてるじゃ〜ん。旧版あとがきの「着物まちがった」の意味が通じなくなっちゃったじゃんね。あと変更はサブタイトルとか文字の置き方くらいか。こういうのってどういう判断なんだろう。…

村上龍『イビサ』

そうだ、まず死滅させなくてはならないのは誰の中にもあるマゾヒズムなのだ、マゾヒスティックな魚達は決して陸に上がろうとは思わなかったに違いない、どんな生物であれDNAや発生物質の中にマゾヒズムはない、被虐願望はルールの中に生まれる、自分の中にで…

アニメ放浪息子第2話

#2 きらい きらい 大きらい 〜Cry baby cry〜 1話よりはスムーズに見られたかな。冒頭のインタビューっぽい演出はずっと続けるのだろうか。エロ同人でやればAVっぽく導入出来ていいかもしんない。しかし千葉さんはフシギちゃんみたいだな……アヤナミ系っつ…

CATAROGUE1991-2010

部屋整理の流れで最後まで迷っていたコミケカタログを処分することにしたので背表紙の写真を撮っておいた。 壮観!! c79→40、38、37、36、26、25、24、あとcs4、5。 自分の参加したのはc40からですが。あれ?そーいやスペシャル2(さよなら晴海)もサークル…

川原由美子『前略・ミルクハウス』

部屋整理の流れで買ったきり放置していた漫画を読もうのコーナー。川原由美子というと『観用少女』の繊細な世界観は好みだったのだが、『前略・ミルクハウス』はドタバタコメディ。ストーリーより寧ろ絵に惹かれたかも。昭和60年(1985年)前後に別コミで連…

三島由紀夫『葉隠入門』

戦時中には、死への衝動は一〇〇パーセント解放されるが、反抗の衝動と自由の衝動と生の衝動は、完全に抑圧されている。それとちょうど反対の現象が起きているのが戦後で、反対の報道と自由の衝動と生の衝動は、一〇〇パーセント満足されながら、服従の衝動…

コミックビーム2月号

志村貴子『放浪息子』またちょっと絵柄が変わった印象。特に正面顔。特に鼻。立体っぽい。というかアニメっぽい。青い花最新話と同じ感触、てのはまあ当然ちゃ当然だが。いや絵もそうだがストーリーの方も、以前からあることだが志村作品は同時期に執筆中の…

石原慎太郎『太陽の季節』『狼生きろ豚は死ね』

『太陽の季節』 あの男を殴った時、自分が本当に何を感じていたかは彼にもわかりはしない。そんなつまらぬ詮索で、あの行為に後からどんな意味を持たせたところで何になろう。彼は唯そうしたかったから思い切り行って満足するのだ。何故と言う事に要はなかっ…

アニメ放浪息子第1話

#1 おんなのこって なんでできてる? 〜Roses are red, violets are blue〜 サブタイトル英語部分もマザーグースなのね。 というわけで第1話。中学入学からということで、いかんせん駆け足気味かも。というかなまじ既読なだけに「このシーン原作ではどうだ…

坂口安吾『いずこへ』 『白痴』『母の上京』『外套と青空』『戦争と一人の女』『青鬼の褌を洗う女』

『いずこへ』 男は立派な体格で、苦み走った好男子で、汚い女にくらべれば比較にならず、客のなかでこの男ほど若くて好い男は見当たらぬのだから笑わせる。天性の怠け者で、働く代わりに女を食い物にする魂の低さが彼を卑しくしていた。その卑しさは女にだけ…

マンガ・エロティクス・エフVOL.67

志村貴子『青い花』クリスマスに向けて。扉絵は一年時のプレゼント交換に出てきたスノードームなのか。さて、キスはしたけど相変わらず手探りな二人。ふみちゃんの(だいじなのは 臆さないこと 卑屈にならないこと)ぐっとくる。『どうにかなる日々』最終回…