2011-06-10から1日間の記事一覧

ドストエフスキー『死の家の記録』

冬は早く監房の戸がしめられて、みんなが寝しずまるまで、四時間は待たなければならなかった。それまでは――騒がしい音、わめきちらす声々、哄笑、罵り、鎖の音、人いきれ、煤、剃られた頭、烙印を押された顔、ぼろぼろの獄衣、すべてが――罵られ、辱しめられ…

志村貴子『青い花6巻』

ふみちゃんあーちゃんカップル誕生の軌跡。連載でも読んでるので細かい感想はともかくとして、まとめて読むと季節の経過があっという間でもったいない気がしてくるなあ。夏の旅行すぐ後のお泊りで「つきあってみようか」つって、デート描写一回でキスして次…